何を議題にするにしてもそうだと思うのですが、基本的な知識と言うのは必要だと思うんですよ。聖書やキリスト教についてろくすっぽ知らない人がネットで適当に探してきた知識で書き込みをされると、「この人何を言ってるんだろ?」と言う状態になりますが、青いイルカさんの妊娠・分娩に関する知識もそれと同じように思われます。
どこか参考になるページはないかと思って探してきました。ご覧ください。
http://mmh.banyu.co.jp/mmhe2j/sec22/ch260/ch260b.html
図で書かれているので分かりやすいと思います。
>妊婦さんの産道の長さは、平均的には3〜4cmが普通で、2cmは早産の恐れがあるので管理入院となり、6〜7cmは長い方で、出産は命がけらしいです。3〜4センチが普通で、2cmということもあるならば、手だけが先に出てまた引っ込むということは、そんなにありえない話ではないと思うのですが・・・・。
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☆ありえない理由その1
まず、産道についてですが、産道は「子宮頚部+膣」の長さのことです。青いイルカさんがネットでどこのページを見てこられたかは分かりませんが、「○○cmだと〜」と言っている部分は「子宮頚部」の長さのことを指していると思われます(それだと辻褄が合う)。
正常分娩の場合、胎児の頭と子宮頚部までの距離が0cmになった時、分娩がスタートするわけですが、そこからさらに膣の長さがあるわけですよ。膣の長さは7cmはあるようですから、2cmなら起きうると考えている青いイルカさんのお考えでも無理がありますね。
>もちろん、頭部が一度、出てしまうと、まいけるさんの言われる通り、また逆戻りということはありえないと思いますが、また頭部と手、肩部が一緒に産道を通るなら、なおさら難産になるということでしょうが、手(腕)だけなら、物理的には、比較的容易ではないかと思います。
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☆ありえない理由その2
分娩時の胎児は自分の意思で身体を動かしているのではなく、筋肉で出来ている子宮に押し出されるような形になります。しかもそこは通れるギリギリのサイズです。
例えて言うなら、布団に簀巻きにされてその周りを固く縄で縛られた状態で横に転がされ、足の方から別の人が押し出そうと押している状態をイメージしてください。その状態では肩関節が動かせませんので腕を出すことすら困難ですし、元に戻すのはそれ以上に難しいです。腕を外に出したらば、腕を出したまま外へ出るしか出る方法はありません。(手から生まれてくる子供は少なからずいるそうですよ)
>ただ、双子で、手だけとはいえ、一度出て(この時、頭部等、体はまだ、子宮内にある)、引っ込んで(何かの拍子に・・・たぶん、手に赤い糸を結ばれたので、赤ちゃんがびっくりして手を引っ込めた?
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☆ありえない理由その3
上の話の続きなんですが、生まれたばかりの赤ちゃんは関節がぐにゃぐにゃの状態で生まれてきます。(そういう状態じゃなければ狭い産道を通れないからです) レントゲンで生まれたての赤ちゃんを写すと骨が繋がってないのがはっきり分かりますよ。関節も筋肉も未発達状態で「びっくりして引っ込める」という動作は無理です。
☆ありえない理由その4
妊娠中の胎児が子宮口まで降りてきた状態ではまだ臍帯(へそのおのこと)は繋がった状態ですが、早く外に出て肺呼吸を始める必要があります。それに加え、聖書が書いているような双子の複雑な動きがあれば、へその緒が身体に巻き付いてしまうと思われます。
☆ありえない理由その5
子宮は筋肉で出来ているという話を書きましたが、片方の胎児が子宮を出かかった場合、もう片方は必然的に後になります。出産へ向けて縮もうとする子宮内部は、先ほど書いた「布団で簀巻き状態」ですからその位置まで来て前後が入れ替わることはありません。
聖書の記述どうりになるためには、
1)分娩状態の子宮内部には胎児が自由に動けるスペースがふんだんにある。
2)胎児は自力で動ける。
3)産道は極端に短い。
4)子宮・産道ともにかなり柔らかく、伸ばそうと思ったらどこまでも伸びる。
5)羊膜が破れて完全に破水した後でも、胎児は酸欠で死ぬことはない。
といったことがクリアされる必要がありますね。もっともそんな状態が起こりうるのだったら、出産が苦しいこともないでしょうし、痛みも無いと思います。そもそも子宮の筋肉が縮もうとすることが出産なんですけども、縮むことを止めた子宮では子供が生むのは無理なんですよね。でも、聖書の記述どうりだとそういう無理なことが起きなければありえないんですよ。これまで繰り返し「ありえない・非科学的」と言っているのはそういう理由なんです。
ここまで書いても「科学に反することは何一つ書かれていない」とおっしゃるんでしたら、僕にはもう無理です(^^;
どこか参考になるページはないかと思って探してきました。ご覧ください。
http://mmh.banyu.co.jp/mmhe2j/sec22/ch260/ch260b.html
図で書かれているので分かりやすいと思います。
>妊婦さんの産道の長さは、平均的には3〜4cmが普通で、2cmは早産の恐れがあるので管理入院となり、6〜7cmは長い方で、出産は命がけらしいです。3〜4センチが普通で、2cmということもあるならば、手だけが先に出てまた引っ込むということは、そんなにありえない話ではないと思うのですが・・・・。
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☆ありえない理由その1
まず、産道についてですが、産道は「子宮頚部+膣」の長さのことです。青いイルカさんがネットでどこのページを見てこられたかは分かりませんが、「○○cmだと〜」と言っている部分は「子宮頚部」の長さのことを指していると思われます(それだと辻褄が合う)。
正常分娩の場合、胎児の頭と子宮頚部までの距離が0cmになった時、分娩がスタートするわけですが、そこからさらに膣の長さがあるわけですよ。膣の長さは7cmはあるようですから、2cmなら起きうると考えている青いイルカさんのお考えでも無理がありますね。
>もちろん、頭部が一度、出てしまうと、まいけるさんの言われる通り、また逆戻りということはありえないと思いますが、また頭部と手、肩部が一緒に産道を通るなら、なおさら難産になるということでしょうが、手(腕)だけなら、物理的には、比較的容易ではないかと思います。
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☆ありえない理由その2
分娩時の胎児は自分の意思で身体を動かしているのではなく、筋肉で出来ている子宮に押し出されるような形になります。しかもそこは通れるギリギリのサイズです。
例えて言うなら、布団に簀巻きにされてその周りを固く縄で縛られた状態で横に転がされ、足の方から別の人が押し出そうと押している状態をイメージしてください。その状態では肩関節が動かせませんので腕を出すことすら困難ですし、元に戻すのはそれ以上に難しいです。腕を外に出したらば、腕を出したまま外へ出るしか出る方法はありません。(手から生まれてくる子供は少なからずいるそうですよ)
>ただ、双子で、手だけとはいえ、一度出て(この時、頭部等、体はまだ、子宮内にある)、引っ込んで(何かの拍子に・・・たぶん、手に赤い糸を結ばれたので、赤ちゃんがびっくりして手を引っ込めた?
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☆ありえない理由その3
上の話の続きなんですが、生まれたばかりの赤ちゃんは関節がぐにゃぐにゃの状態で生まれてきます。(そういう状態じゃなければ狭い産道を通れないからです) レントゲンで生まれたての赤ちゃんを写すと骨が繋がってないのがはっきり分かりますよ。関節も筋肉も未発達状態で「びっくりして引っ込める」という動作は無理です。
☆ありえない理由その4
妊娠中の胎児が子宮口まで降りてきた状態ではまだ臍帯(へそのおのこと)は繋がった状態ですが、早く外に出て肺呼吸を始める必要があります。それに加え、聖書が書いているような双子の複雑な動きがあれば、へその緒が身体に巻き付いてしまうと思われます。
☆ありえない理由その5
子宮は筋肉で出来ているという話を書きましたが、片方の胎児が子宮を出かかった場合、もう片方は必然的に後になります。出産へ向けて縮もうとする子宮内部は、先ほど書いた「布団で簀巻き状態」ですからその位置まで来て前後が入れ替わることはありません。
聖書の記述どうりになるためには、
1)分娩状態の子宮内部には胎児が自由に動けるスペースがふんだんにある。
2)胎児は自力で動ける。
3)産道は極端に短い。
4)子宮・産道ともにかなり柔らかく、伸ばそうと思ったらどこまでも伸びる。
5)羊膜が破れて完全に破水した後でも、胎児は酸欠で死ぬことはない。
といったことがクリアされる必要がありますね。もっともそんな状態が起こりうるのだったら、出産が苦しいこともないでしょうし、痛みも無いと思います。そもそも子宮の筋肉が縮もうとすることが出産なんですけども、縮むことを止めた子宮では子供が生むのは無理なんですよね。でも、聖書の記述どうりだとそういう無理なことが起きなければありえないんですよ。これまで繰り返し「ありえない・非科学的」と言っているのはそういう理由なんです。
ここまで書いても「科学に反することは何一つ書かれていない」とおっしゃるんでしたら、僕にはもう無理です(^^;