確かに、病気などの理由であれ、報告用紙に数字をたくさん書けない人は地味になっていた。ときどきがんばり屋さんの開拓者たちの批判的なうわさのまな板に上っていた。そのくせに、巡回監督などは腰が痛いだの、疲労で体調が悪いなどの理由で援助の取り決めをキャンセルしていた。ついに巡回訪問でないふつうの集会で、ある若手開拓者の姉妹が、「巡回監督は多少のことがあっても奉仕を優先させる点で率先されるので、私たちはおおいに励まされています」という注解をした。もちろん皮肉の意味を込めた注解です。するとものみの塔の監督は、「今の巡回監督は忙しく、長年の疲労などがたまってっておられます。それでも巡回奉仕を行ってくださっているのですから、感謝の気持ちは忘れないようにしましょう」というコメントを加えた。それは病気や、虚弱な体力の人も同じなのになぁと心の中で思った。とにかくものみの塔の記事で、奉仕を十分に支持できない理由として、老齢とか重病、家族を養う責任などと書くと、それだけしか認めない体質だった。そのくせ、結婚することについてはあまり協力的じゃなかった。JWはやっぱちょっと以上だよね。