>世の中そんなに甘くないのよ。何らかの形で代償を払うのさ!
さしずめ、年金かけてこなかった開拓者の幾人かは近い将来地獄を見るでしょう。幾人か、というのは要領のいい人たちは親の援助などを当てにして、開拓に入っているからです。
ものみの塔協会はそういう人たちにどんな援助を差し伸べるでしょうか。
まさか、開拓奉仕をするかしないかは個人で決定する問題だから、そこから生じる問題も個人で解決するように、なんて言わないよね、愛の組織なんだから。エホバへの信仰があれば食べ物を探し回ることはないでしょう、などと詩篇を引用したりしないでしょうね。
数年前、訪問講演に来られた兄弟が集会の終わりに経験を話しました。
独身を通して開拓奉仕をされてこられたある老姉妹をその兄弟の会衆の神権家族が引き取ったという話です。協会から話があちこちに持ちかけられたらしいです。「長年忠実に奉仕してきたこういうクリスチャンを世話できるなら世話するのは、エホバへの真の崇拝です」とかいう内容だったと話していました。ただうちの会衆にも老齢で一人暮らしの姉妹が、同じ境遇の姉妹と一緒に暮らしていたことがあったのですが、非常に人間臭い問題が生じて、みんな気を遣っていました。結局その老齢の姉妹は姪御さんのお宅のほうへ引き取られることになったのですが...。
これって、「エホバが個人の限界を考慮して(老齢の姉妹の不完全さに配慮を払って)姪御さんの心を動かして、引き取らせるよう導かれた」のでしょうか。巡回クンはそのようにのたまわられたが...。しかしひねくれ者の私は不信仰にも、「姪御さんやその親戚の方々は、JWについてどう思っただろうな」ということを心配してしまったのです。かなり悪い「証言」になったのではないかという「邪推」をしてしまいました。
その老齢の姉妹はかなりアクの強い方でした。蛇足ながら付け加えておきます。
いやな話でしたね。でもまじめな話、この問題はこれから本格的にJWにのしかかって来るでしょう。避けることはできません。