> 新世界訳はよく分からないので分かりやすい聖書を探しています。
> ものみの塔の教えが頭に残っていても読み進めるものがいいんですが。
> どなたかご存知でしたら教えてください。
☆これはヒジョーに難しい問題です。
現在,市販されている(書店で容易に入手できる)邦訳聖書は,新共同訳と新改訳の二つなのですが,私はどちらも大嫌い(笑)です。理由というか,個人的に感じている長所短所は対照的です
新共同訳(与党的…口語訳の改訂版らしい)…長所:ちゃんと(?)日本語になっている。短所:新世界訳と同じく原文に無い語句の挿入で意味が変わっている箇所が多いらしい(全部を確認してはいませんが)。
新改訳(野党的…共同訳に問題を感じる教派系)…長所:比較的,原文に忠実。短所:日本語になっていない(笑)。
どちらも,原文の文脈でエホバともイエスともとれるような箇所は読者が両者を同一視するように訳してある点が共通していて,その部分では新世界訳と正反対なので,ものみの塔の教えが頭に残っていると特に新約聖書では「あれ?」の連続になります。
ということで,新共同訳,新改訳,どちらもお勧めできません(笑)。
あえて分ければ,時には新世界訳並に本文から離れているのを承知の上で正常な日本語の文体で読みたいなら新共同訳,文体が支離滅裂でもいいからなるべく本文に忠実なものを読みたいなら新改訳,という程度でしょうか。
注…上記欠点部分の描写は多少の誇張があるものとお考え下さい。つまり「新世界訳は本文に忠実でない」という非難を前にすると「新共同訳も結構激しいぞ!」,「新世界訳は読みにくい,意味が分かりにくい」に対しては「新改訳もドッコイやんけ!」となるわけで,「目糞,鼻糞を笑う」子供の喧嘩のような反ものみの塔論に辟易する私の嘆きが多分に含まれているのです。
> あと出来ましたら入手方法も。m( _ _ )m
☆お近くにキリスト教書店があるなら,聖書は各種置いてあるはずです。一般の書店では,申し訳に一種類置いてあれば良い方なので,「聖書が欲しいのだけど」と言って相談すればカタログ等取り寄せてくれますから,大きさや装訂,何より懐具合を考えて取り寄せてもらうのがよろしいかと。
ただし,ものみの塔の聖書のつもりで値段を見ると目が点になります。JWにとって聖書は道具(消耗品)ですが,キリスト教会の信徒にとっては道具よりも財産に近い要素があって,一生のうちにそう何度も買い直すことはないためです。
それより,キリスト教会には出席者用の聖書が何冊も用意してありますから,ウマの合う牧師がいれば訳を話して複数の翻訳聖書を貸してもらって,反りの合うものを買えばよいでしょう。
また地方のキリスト教会には,キリスト教書店が毎月一回程度出張していることが少なくないので,その機会に聖書や賛美歌など一般的な文書は購入することができますし,珍しい書籍などはあらかじめ注文しておけば,巡回のついでに持って来てくれます。そうしたサービスに便乗できれば一般書店で取り寄せるよりも楽でしょうね。
> ものみの塔の教えが頭に残っていても読み進めるものがいいんですが。
> どなたかご存知でしたら教えてください。
☆これはヒジョーに難しい問題です。
現在,市販されている(書店で容易に入手できる)邦訳聖書は,新共同訳と新改訳の二つなのですが,私はどちらも大嫌い(笑)です。理由というか,個人的に感じている長所短所は対照的です
新共同訳(与党的…口語訳の改訂版らしい)…長所:ちゃんと(?)日本語になっている。短所:新世界訳と同じく原文に無い語句の挿入で意味が変わっている箇所が多いらしい(全部を確認してはいませんが)。
新改訳(野党的…共同訳に問題を感じる教派系)…長所:比較的,原文に忠実。短所:日本語になっていない(笑)。
どちらも,原文の文脈でエホバともイエスともとれるような箇所は読者が両者を同一視するように訳してある点が共通していて,その部分では新世界訳と正反対なので,ものみの塔の教えが頭に残っていると特に新約聖書では「あれ?」の連続になります。
ということで,新共同訳,新改訳,どちらもお勧めできません(笑)。
あえて分ければ,時には新世界訳並に本文から離れているのを承知の上で正常な日本語の文体で読みたいなら新共同訳,文体が支離滅裂でもいいからなるべく本文に忠実なものを読みたいなら新改訳,という程度でしょうか。
注…上記欠点部分の描写は多少の誇張があるものとお考え下さい。つまり「新世界訳は本文に忠実でない」という非難を前にすると「新共同訳も結構激しいぞ!」,「新世界訳は読みにくい,意味が分かりにくい」に対しては「新改訳もドッコイやんけ!」となるわけで,「目糞,鼻糞を笑う」子供の喧嘩のような反ものみの塔論に辟易する私の嘆きが多分に含まれているのです。
> あと出来ましたら入手方法も。m( _ _ )m
☆お近くにキリスト教書店があるなら,聖書は各種置いてあるはずです。一般の書店では,申し訳に一種類置いてあれば良い方なので,「聖書が欲しいのだけど」と言って相談すればカタログ等取り寄せてくれますから,大きさや装訂,何より懐具合を考えて取り寄せてもらうのがよろしいかと。
ただし,ものみの塔の聖書のつもりで値段を見ると目が点になります。JWにとって聖書は道具(消耗品)ですが,キリスト教会の信徒にとっては道具よりも財産に近い要素があって,一生のうちにそう何度も買い直すことはないためです。
それより,キリスト教会には出席者用の聖書が何冊も用意してありますから,ウマの合う牧師がいれば訳を話して複数の翻訳聖書を貸してもらって,反りの合うものを買えばよいでしょう。
また地方のキリスト教会には,キリスト教書店が毎月一回程度出張していることが少なくないので,その機会に聖書や賛美歌など一般的な文書は購入することができますし,珍しい書籍などはあらかじめ注文しておけば,巡回のついでに持って来てくれます。そうしたサービスに便乗できれば一般書店で取り寄せるよりも楽でしょうね。