どの条文か分かりませんが、刑事訴訟となると事実認定等難しく罪に問うのもなかなか大変なので、民事で訴えるケースの方が多いのかもしれません。
http://www.din.or.jp/~ninegate/TOKU/9912.HTM
>牧師の守秘義務違反は50万円……(99/12/18)
プロテスタント系の教会に通っていた横浜市内の男性が『悔い改め』(カトリッック系の「懺悔・ざんげ」に相当)として牧師に告白した過去の浮気を、同教会に通う男性の妻に漏らしたなどとして、教会と牧師に損害賠償を求めていた訴訟の控訴審で、東京高裁は16日、牧師の守秘義務違反を認定し、計50万円の支払いを命じた。
判決によると、男性は84年12月、牧師に自分の不倫を告白した。95年になって、男性との離婚を望むことを牧師に告白した妻に対し、男性の告白内容を漏らした。
裁判長は「キリスト教徒は、倫理に反した行為を牧師ら聖職者に告げる場合、外部漏洩はないとの信頼を前提に告白する」と指摘。守秘義務が果たせられるとの司法判断を示した。
牧師側は「漏らしたことはなく、男性の妻はもともと不倫を知っていた」などと主張して、一審の横浜地裁は男性の訴えを退けていた。高裁は「関係者が知っていたかどうかにかかわらず、法的保護の対象になる」と退け、逆転判決となった。
http://www.din.or.jp/~ninegate/TOKU/9912.HTM
>牧師の守秘義務違反は50万円……(99/12/18)
プロテスタント系の教会に通っていた横浜市内の男性が『悔い改め』(カトリッック系の「懺悔・ざんげ」に相当)として牧師に告白した過去の浮気を、同教会に通う男性の妻に漏らしたなどとして、教会と牧師に損害賠償を求めていた訴訟の控訴審で、東京高裁は16日、牧師の守秘義務違反を認定し、計50万円の支払いを命じた。
判決によると、男性は84年12月、牧師に自分の不倫を告白した。95年になって、男性との離婚を望むことを牧師に告白した妻に対し、男性の告白内容を漏らした。
裁判長は「キリスト教徒は、倫理に反した行為を牧師ら聖職者に告げる場合、外部漏洩はないとの信頼を前提に告白する」と指摘。守秘義務が果たせられるとの司法判断を示した。
牧師側は「漏らしたことはなく、男性の妻はもともと不倫を知っていた」などと主張して、一審の横浜地裁は男性の訴えを退けていた。高裁は「関係者が知っていたかどうかにかかわらず、法的保護の対象になる」と退け、逆転判決となった。