昼寝するぶた 掲示板過去ログ:#3489

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No.3489 この世も同じ 投稿者:聖なるものを追及する女 投稿日:2003/07/06 10:46     
>自然界の汚い部分で生きてきた人間が、動物園の、ちょっとした
きれいな部分を紹介されて、私にやっと陽がさしたなんて思い出し、
自然界の住民権を放棄し、動物園に移住する。

「自然界」はほんとうに汚いところばかりです。「普通の生活」を守るのにやっぱりかなりジコチューでなければならないのです。子供は外の世界はもっと自由で自分の才能が発揮できるすばらしいところだと勝手に想像するでしょうけれど、きっと自分がかつて閉じ込められていた場所と大して変わりがないという現実を思い知るのです。ただ単に反発で飛び出した手前、現状に満足を見出したかに思い込みをしているだけなのです。
エホバの証人のやり方が正しいなどというつもりはありません。確かに大きな会社の独裁的社員管理と同じやりかたであるのは、正直認めます。しかしそれは大会社でも同じなのです。会衆の目を気にして子供に進学させなかった親は愚かです。叩けば子供がまっすぐになると盲信していた親は愚かです。でもそれは世の中も根本的には同じなのです。世間の目を気にして、あるいは過剰な期待を子供に押し付けて高学歴を強制するやりかたも、叩く代わりに巧妙な宣伝、情報操作による教育。エホバの証人のやりかたとまったく同じなのです。今のエホバの証人は本当の意味で神に献身していない人たちが指導者になったから、世のやりかたがそのまんま持ち込まれているのです。私は20代には水の世界で生きていました。情婦まがいのことをして食べていました。いわゆる一流企業の高級管理職の2号だったこともあります。一流企業の高級管理職の人物なんておそまつなものです。ガキ大将がそのまんまオッサンになったような幼稚な精神の人ばかりでした。そんな人たちが仕切っている世の中なんて、今のエホバの証人以上に汚く、軽薄で裏切りの満ちた場所です。そんなところに憧れないで下さい。
もっと根本的なものを見てください。つまり創造者であるエホバとイエス・キリストを。エホバとイエスはニセクリスチャンの統治体の人たちとは違います。きっと公正で真実を第一にする支配をもたらされます。
一昨年でした。記念式の前に、クラウンにのった男性が運転しながらポケット版の新世界訳聖書を「読んで」いました。おそらく長老か何かの立場にいるのでしょう。その日の朗読の範囲を一応目を通していたに違いありません。聖書は個人的に時間を取ってじっくり読んで黙想するものです。立場上目を通しておけばよいというものではありません。そしてこういう人物が会衆内で用いられるのです。真に純粋なクリスチャン人格の人は、外見が若かったり、冴えなかったり、おとなしかったりで認められずに冷遇されているのです。イエスが老獪な権威あるユダヤ教の重鎮たちに退けられたのと同じです。私はだから、エホバの証人内であろうと、他の教会内であろうと、じっとイエスの教えに注意を払いつつ、待つようお薦めします。
決してこの世で「力いっぱい走ること、空を飛ぶこと、えさをとこと」に埋没してしまわないようになさってください。うそを頼ったり、ずる賢い策を弄するのをカッコいいなどと思わないで下さい。力づくで押し切ることはかならず敵を作ります。そういうやり方はきっと報いを身に招きます。正直でまっとうな行いこそ真の充足感をもたらします。個人個人のエホバの証人には裏切られてきたかもしれません。でもエホバとイエスは決して裏切られたりはしません。皆様方が冷静な洞察力を決して見失いませんように。
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