昼寝するぶた 掲示板過去ログ:#3924

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No.3924 Re:ちなみに・・・ 投稿者:大空の浪人 投稿日:2003/08/25 23:43 元1世兄弟 冤罪で排斥でーす 壊れた事はないです 40代中盤   
> バプテスマに関してですが、お堅いJWが何故あのような肌もあらわな水着をいまだに用いているのかわかりません。
☆現役時代から同じ疑問をもっていましたが,やっと世の中が分かってくるにつれて,あれは新たな女性信者を品定めする機会であることが分かってきましたです。


> 他の教会は知りませんが少なくとも私が知っている2〜3の教会では、バプテスマのときはもっと厳粛で慎みがあります。あのような肌があらわな服装はしません。真っ白なバプテスマ用の白衣があって、素肌にバスタオルを巻いてその上から着るのだと思いますが何も透けていませんし、品があるものです。
>
> 教会堂の中に、ちょうど家庭用風呂位の大きさの水槽が出来ています。普段は蓋がしてあり床の一部になっています。JWが大会で集団でするのとは違い、一人のときも、二人一緒のときもありますが
> 教会の中でみなに見守られて厳粛に行われます。
>
> その後で普通の服装に着替えた受洗者は、演壇上から、バプテスマまでに至った経緯や自らの信仰を証しします。
> これを見たとき、初めてJWのバプテスマの方法はおかしいと思いました。
☆相対的に原理主義傾向の教派に多い,典型的な「全身礼」のやり方ですね。何が有効なバプテスマであるかに関する論議はJWと全く同じ…というより,それらの教派からJWがパクッているのです。
流水信仰の方面にもう少し極端な教派は水槽ではなく川で洗礼をします。水槽に貯えられた水は死んだ水なので,命を与える効果が無いのです。
ヨルダン川信仰の方面にもう少し極端な教派はヨルダン川から汲んで来た水を水槽の水に加えますし,もっと極端な教派はツアーを組んでヨルダン川へ行って洗礼をします。イエス・キリストがヨルダン川でバプテスマを受けたのだから,クリスチャンもそうしなくてはならないのだそうです。
そのように「全身礼」であることが必要な教派はどこかしら原理主義的なところがあって,その原理主義の部分で全身礼あるいはそれ以上の要素にこだわるものです。
それに対して,公同教会的要素の強い教派では滴礼が主流です。本人が希望すれば全身礼もヨルダン川行きも可能ですが,滴礼に対してそれらがより良いバプテスマであるという考え方をしないことが特徴です。
その論拠は主に@乳児と老人・病人を含む「家の者全員がバプテスマを受けた」と繰り返し記録されている以上「全身礼だから有効」という考え方は無かった,A使徒時代にバプテスマは割礼に代わる入門儀式であって,それゆえ水への漬け方がその有効性を左右することはない,というものです。
現役時代に考えた疑問は(いささか原理主義的になりますが),
1)完全に水面下に没することが必要条件であるのなら,見かけ上の一瞬の水没だけでは有効ではなく,水面上の世界である空気の泡(体毛にいっぱいくっついている)が完全に出なくなるまで十分の時間,水中に沈めておかなくてはならないのではないか?
2)それ(水面上の世界の完全な切り離し)が必要でないとすれば,見かけ上,水面下に没することで十分有効なバプテスマになるのではないか?(論拠:紅海を渡ったイスラエル人たちは「モーセに付く(有効な)バプテスマを受けた」…彼らはほとんど全く濡れないまま乾いた海底を歩いたが,見かけ上,海面下にいたことで有効なバプテスマになっている)。
3)とすれば,既にバプテスマを受けたクリスチャンと一緒に船に乗っていて嵐に遭遇し,大きな波の谷に入る(マスト以外は両脇の波頭を結ぶ海面の下になる)なら有効なバプテスマになるのではないか?
4)上記の要素を考慮すれば,バプテスマの有効性は「水」や「(水)中」,また「(水中に)没する」ことの解釈に依存するものではなく,ひたすら「バプテスマ」を受けることそれ自体にあるのではないか?
というものでした。
さてさて,あなたがJWになるために受けたバプテスマがもしも,@生物が住めない塩素消毒された水道水を,A水槽に貯めてなされたものであれば,それはキリスト教世界の物差しでもかなり「いいかげんなバプテスマ」であって,そんなものを有効なバプテスマとは認めない教派も少なくないということです。
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