昼寝するぶた 掲示板過去ログ:#4108

昼寝するぶた

ここでは、昼寝するぶた掲示板の過去ログを並べています。

No.4108 鞭  投稿者: 投稿日:2003/10/02 00:37 元2世姉妹 不活発で棄教でーす    20代中盤   
また出てきた。いやな記憶。
眠れなくなってしまった。

私は、鞭の悲劇がやってくると、よく母親の泣いて交渉してた。
鞭のはじめはどんなだっただろう。言葉よりも先に、母がベルトを持ってくることからはじまる。
すると、私の顔が変わる。心も凍る。
全身が凍る。で、部屋に閉じこもってると、お母さんが私の腕をぐっと掴んで、
広い部屋に引きずって連れていく。勿論その時点で私は泣いている。
で、お母さんは、私を置いて、仁王立ちになって、私を見下ろしお尻を出すように言う。
私は、「なんで?なんで?」って聞く。
小さいころは、理由をとことん聞かされたと思う。
でも、大きくなるにつれて、理由なんていわなかったような気がする。
今の態度は当然でしょ。ってな空気が流れる。
私は、「今のこうこう、こういう態度が駄目だったんでしょ?でもあれはこーで、
こーで、それが、あかんかったら、もうしいひんから、叩かないで。お願い」
って、泣きながら、訴える。お母さんは「お尻を出しなさい」の一点ばり。
「なんで?なんで?もうやれへんって言ってるやんか。ちゃんと聞いて。ちゃんと聞いて」
って泣き叫ぶ。母親は、「そしたら、聞くわ」って言葉では、言うけど、
目はどしんと座ってて、どこを見ているか分からない目で、私の方面を向いている。
「そんなんおかしいやん。」って顔を真っ赤にして泣き叫ぶ私。
これが長く続くと、さっきのように、体中に、ベルトがとんでくるのである。
私は、母親が許せない。
母親は、訓練の一貫として私に体罰をしてきた。
私のためを思って、死ぬ程私を叩いてきた。
何が、悲しいって? 私も、自分のために母親は私を叩いていると思ってた。
でも、今こうやってちゃんと、考えると、私の交渉の方が正しい。
「そんなんおかしいやん」って泣きながら訴えた私の方が正しい。
あの時惨めな思いをした死ぬ程痛い思いをした、その経験は、将来の私のためになんか
全くなってなく、全部がふかーーい傷として残ってるだけだった。
全部、無駄な涙で、無駄どころか、ほんとはそんなことあってはいけないことで、
それを私は、最近やっと気付いた。
どっかで、母親のことを信じたかったのである。ずっと。
でも、あの私の苦しみは、ただの虐待の被害だった。
私は母親が許せない。
憎い。憎い。憎い。憎い。
今日から親子の縁を切る。

発言者別リストに戻る
過去ログ一覧に戻る
トップに戻る