昼寝するぶた 掲示板過去ログ:#477

昼寝するぶた

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No.477 痛かったよね 投稿者:GEN 投稿日:2002/05/13 11:48 元2世経験者 ♂ 今は不活発でーす 少し壊れてる 20代中盤 考えたこと無い
10年近く前に自然消滅した元2世です。
「なぜ2世はムチなんだ?」を読んで、いろいろ考えちゃいました。

80年代から90年代にかけて小学生だった僕にとって、ムチはほとんど日常生活の一部でした。母がJWとなったのは僕が小学校2年になった頃で、それ以後少なくとも小学校卒業までは、一週間ムチなしで過ごすということは、まずなかったんじゃないでしょうか。

ムチの理由で一番多かったのは集会中の行儀に関することで、居眠りはもちろん、落ち着きがなかったり、目上の兄弟姉妹に対する言葉使いが悪かったりすると、家に帰ってから即ムチられました(その他の理由は、挙げるとキリがないので省略します)。
我が家のムチは靴べらで、最低でも10回、最高で100回ぐらいだったでしょうか。
何十回も叩かれるとお尻の感覚がなくなり、途中からは痛みはほとんどなくなりますが、その後痛みが何日も残り大変でした。
水脹れができるのは毎度のことで、ひどいときにはできた水脹れがつぶれるまで叩かれ、数日後にお尻の皮がベロっと剥けることさえありました。

集会中にムチされた記憶はありませんが、どこかの姉妹の家で交わりがあるときなどは、結構な確率で子供たちのうちの誰か(僕も含め)がみんなの前で懲らしめを受けていましたので、少なくとも僕らの会衆ではムチによる訓練が当然のように扱われていたのだろうと思います。

中学に入ると徐々にムチの回数は減って行きましたが、この頃になると、ムチの痛みそのものより、ズボンとパンツを下ろして、お尻を出すという行為の方が、より苦痛になりました。
「回数を増やしてもいいからズボンの上からにして」と母親に頼んだこともありましたが、結局は中学卒業まで、しっかり生尻でしたね。今考えても恥ずかしいです。

で、これらのことに対して恨みが残っているかというと、よく分かりません。
母が僕のためを思ってムチしているのがよく分かっていましたので(小学校卒業まではムチの後の抱きしめあり)、少なくとも当時は母を恨むことはありませんでした。
今はといえば、「恨み」というより、むしろ「悲しみ」に近い感情です。
また、組織を恨む気持ちもさらさらないし、最近ではまた「集会にいってみようか」なんてことまで考えてます。
僕はまさにゆーじさんの言うニュータイプの二世なのかもしれませんが、これが組織の思惑どおりだとすると、やっぱり問題あるんでしょうかね。
うーん、難しい。
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