アメリカ黒人のエホバの証人信者は、マイケル・ジャクソンなどを見ても分かるように、根強い人種差別という社会背景を抜きにしては語れません。あれほどのスーパースターがなぜあんなに肌を白くして白人のようになりたがるのか?
ものみの塔が黒人にとって他のキリスト教諸派よりも魅力的な面が多いのも事実でしょう。JWICが指摘しているように、高等教育を受けてなくても会衆の長老にはなれます。それ以上は今でも難しいらしいですが、とはいえ現在では黒人の統治体員までいるのです。俄然組織内の黒人たちが組織内の出世に夢を持つのもうなづける話でしょう。
アメリカ滞在が長ければご存知のことと思いますが、黒人男性がまともな仕事を得るのは今でも難しいのがアメリカという国です。働かずに女性にたかってヒモのようなその日暮らしをしている黒人男性も多いです。女性はヒモのような旦那と多くの子供をかかえ、薄給の中最低限の生活水準でなんとか暮らしている、そんな人たちが多いです。
アメリカンドリームとは名ばかりで、実際には底辺にいる人がそこから脱け出すのは容易ではありません。
つまりものみの塔はアメリカ社会のどこへ行っても、マイケルのように芸能界で頂点を極めても差別がつきまとう中で、全く同等の人間として扱われ努力次第で出世もできる、人間としての尊厳を与えてくれる要素がある組織といえるでしょう。
これがある以上、アメリカのエホバの証人の数が急減することはないと思います。また移民やヒスパニック住民にとっても魅力のある面があります。無料で英語の聖書研究が受けられるし、エホバの証人と親しくなることで何かと生活面で便宜をはかってくれることもあるでしょう。
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> 先週クラスのみんなで大リーグの試合を観に行ったのですが、試合前の国歌斉唱の時、彼はちゃんと立ち上がって思いっきり胸に手を当てて国旗の方を向いていました!!!!(別に歌わないのは普通のことみたいです。周りも歌ってる人の方が珍しいくらいの感じでした。)
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国旗に関してはアメリカのJWの大会などを見てもなぜか国旗が外されていません。それこそ仲間にばれない程度で国歌斉唱するなり国旗掲揚するなりみんなやってるのではないでしょうか。
日本の場合は、過去の歴史や現在のエホ証とは関係ない一部勢力のおかげで国旗・国歌を拒否することに対しては先入観を持ってみられやすいですが、他の国では必ずしもそういうことはないと私は思います。
アメリカという国に黒人として生まれたら、差別ゆえにアメリカ人として認められたい、という気持ちは人一倍強いケースが多いですから、アメリカ国歌や国旗にも普通以上の愛着を持つのも当然です。つまりものみの塔に入るのもアメリカ国歌や国旗に敬意を表するのも彼らにとっては全く同じ動機から出ているものです。
そう考えればウィリアムズ姉妹の行動も納得がいくでしょう。アメリカ人として、アメリカ国家のために金メダルを勝ち得たのが何より嬉しかったのであり、それを人々と分かち合い賞賛されずにはいられなかったでしょう。でも彼女にとってはものみの塔も彼女自身の尊厳にとって無くてはならないものであり、組織から忠告くらいはあったかもしれませんが未だにエホバの証人ですね。
> アメリカって、なんか小学校の頃から毎朝全員で国旗に「忠誠の誓い」とかいうのを唱えたりするそうで、国旗・国歌の日常生活への浸透度合いは日本なんか問題にならないほどです。なんだか、とてものことに「信仰」を理由に拒否なんかできる雰囲気じゃなさそうなんですよね。
エホバの証人である、もしくはエホバの証人の子供である、とはっきり明言すればみんな分かってくれますよ。エホバの証人がどういう人たちであるかということは日本とは比較にならないくらい社会的に認知されています。エホバの証人が国旗を掲揚しない、国歌を歌わないからといってそれがどうこう言われることはないでしょう。アメリカという国はもともと国の成り立ちからして信教の自由を求めてやってきた人で作られた国であり、今でも信教の自由は国の根幹に関わることであると言っていいでしょう。
ウィリアムズ姉妹に代表されるように、私は彼らが黒人のエホバの証人であるがゆえにエホバの証人でありながら、アメリカという国に通常以上の愛国心を抱いているがゆえに、国旗掲揚や国歌を歌うことはどうしてもやらずにいられないのだと思いますね。
マイケルの歌にはそれほどアメリカという国を強調したものはないようにも思えますが、彼の場合はもっと普遍的にとらえているのでしょうね。彼の歌の中には宗教的なものも少なくないですが、そこに描かれている世界はエホバの証人の説くそれとどこも矛盾していないように思えます。
つまり愛国心を強調するかどうかは個人により異なるとしても、社会的に全く同等の尊厳を有する人間として認知されたい、そういう理想を持ち続けてそれに従って行動するのは当然のことといえるでしょう。
ものみの塔が黒人にとって他のキリスト教諸派よりも魅力的な面が多いのも事実でしょう。JWICが指摘しているように、高等教育を受けてなくても会衆の長老にはなれます。それ以上は今でも難しいらしいですが、とはいえ現在では黒人の統治体員までいるのです。俄然組織内の黒人たちが組織内の出世に夢を持つのもうなづける話でしょう。
アメリカ滞在が長ければご存知のことと思いますが、黒人男性がまともな仕事を得るのは今でも難しいのがアメリカという国です。働かずに女性にたかってヒモのようなその日暮らしをしている黒人男性も多いです。女性はヒモのような旦那と多くの子供をかかえ、薄給の中最低限の生活水準でなんとか暮らしている、そんな人たちが多いです。
アメリカンドリームとは名ばかりで、実際には底辺にいる人がそこから脱け出すのは容易ではありません。
つまりものみの塔はアメリカ社会のどこへ行っても、マイケルのように芸能界で頂点を極めても差別がつきまとう中で、全く同等の人間として扱われ努力次第で出世もできる、人間としての尊厳を与えてくれる要素がある組織といえるでしょう。
これがある以上、アメリカのエホバの証人の数が急減することはないと思います。また移民やヒスパニック住民にとっても魅力のある面があります。無料で英語の聖書研究が受けられるし、エホバの証人と親しくなることで何かと生活面で便宜をはかってくれることもあるでしょう。
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> 先週クラスのみんなで大リーグの試合を観に行ったのですが、試合前の国歌斉唱の時、彼はちゃんと立ち上がって思いっきり胸に手を当てて国旗の方を向いていました!!!!(別に歌わないのは普通のことみたいです。周りも歌ってる人の方が珍しいくらいの感じでした。)
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国旗に関してはアメリカのJWの大会などを見てもなぜか国旗が外されていません。それこそ仲間にばれない程度で国歌斉唱するなり国旗掲揚するなりみんなやってるのではないでしょうか。
日本の場合は、過去の歴史や現在のエホ証とは関係ない一部勢力のおかげで国旗・国歌を拒否することに対しては先入観を持ってみられやすいですが、他の国では必ずしもそういうことはないと私は思います。
アメリカという国に黒人として生まれたら、差別ゆえにアメリカ人として認められたい、という気持ちは人一倍強いケースが多いですから、アメリカ国歌や国旗にも普通以上の愛着を持つのも当然です。つまりものみの塔に入るのもアメリカ国歌や国旗に敬意を表するのも彼らにとっては全く同じ動機から出ているものです。
そう考えればウィリアムズ姉妹の行動も納得がいくでしょう。アメリカ人として、アメリカ国家のために金メダルを勝ち得たのが何より嬉しかったのであり、それを人々と分かち合い賞賛されずにはいられなかったでしょう。でも彼女にとってはものみの塔も彼女自身の尊厳にとって無くてはならないものであり、組織から忠告くらいはあったかもしれませんが未だにエホバの証人ですね。
> アメリカって、なんか小学校の頃から毎朝全員で国旗に「忠誠の誓い」とかいうのを唱えたりするそうで、国旗・国歌の日常生活への浸透度合いは日本なんか問題にならないほどです。なんだか、とてものことに「信仰」を理由に拒否なんかできる雰囲気じゃなさそうなんですよね。
エホバの証人である、もしくはエホバの証人の子供である、とはっきり明言すればみんな分かってくれますよ。エホバの証人がどういう人たちであるかということは日本とは比較にならないくらい社会的に認知されています。エホバの証人が国旗を掲揚しない、国歌を歌わないからといってそれがどうこう言われることはないでしょう。アメリカという国はもともと国の成り立ちからして信教の自由を求めてやってきた人で作られた国であり、今でも信教の自由は国の根幹に関わることであると言っていいでしょう。
ウィリアムズ姉妹に代表されるように、私は彼らが黒人のエホバの証人であるがゆえにエホバの証人でありながら、アメリカという国に通常以上の愛国心を抱いているがゆえに、国旗掲揚や国歌を歌うことはどうしてもやらずにいられないのだと思いますね。
マイケルの歌にはそれほどアメリカという国を強調したものはないようにも思えますが、彼の場合はもっと普遍的にとらえているのでしょうね。彼の歌の中には宗教的なものも少なくないですが、そこに描かれている世界はエホバの証人の説くそれとどこも矛盾していないように思えます。
つまり愛国心を強調するかどうかは個人により異なるとしても、社会的に全く同等の尊厳を有する人間として認知されたい、そういう理想を持ち続けてそれに従って行動するのは当然のことといえるでしょう。