昼寝するぶた 掲示板過去ログ:#6419

昼寝するぶた

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No.6419 理不尽(長文です) 投稿者:モーリス 投稿日:2004/11/17 17:41 元2世姉妹 断絶でーす 昔壊れてたけど今元気 20代後半 宗教は必要ない人
結婚して1年半、新しい姓を名乗ることに抵抗がなくなった最近、
実家にいた頃の何から何まで嫌いだったことに改めて気づかされた。

まず家の構造が悪い。

うなぎの寝床のような部屋が2つ縦につながっている2階建てで、
自分の部屋は「持つとそこで悪いことをする」というのが「各自のプライバシーを保つ」に勝り、中学高校になってもあてがわれることはなかった。
だが、弟は寝るとき限定で部屋が割り当てられていた。
弟がよくて私がダメな理由が、皆目検討がつかなかった。

当然着替えるのは弟の目の前になったり、父親の目の前になったりする。
お風呂も裏口玄関がすぐ横にあり、タイミングが悪いとドアを開けた瞬間全裸の私が現れるという具合だ。

両親は「私が年頃である」「女の子である」という配慮に著しく欠けていた。
母親とは寝室が一緒で、母親のイビキが激しいため寝付くのが大変だった。原因が分かっていたのだから治療するように強く勧めるが、
治療が怖いからということでとうとう病院には行かなかった。
自分の携帯から誰かに電話をかけたり、誰かからかかってくれば電話の相手をいちいち突っ込まれる。
家の電話であれば会話の内容にまで口を挟まれる。
私は悪賢く、少しでも油断すればすぐにでも「悪いこと」をし始めるに違いないというのが母親の基本的思考だったらしい。
悪いことというのは恐らく、男の子とのデートだろう。
しかし事あるごとに探りを入れられ、干渉されれば隠す労力の方が
大きいように感じて、実際に誰かと付き合うことは一度もなかった。

ここから感じ取る家のメッセージは「早いうちに出て行け」である。
言われなくても出て行くさ、とばかりに23で家を出てアパートを借りたいと両親に告げる(これでもギリギリの我慢だった)。

すると両親は「感謝がない」「生活することの大変さが分かっていない」などと口々に私を非難。だが決意はそんなことでは揺るがない。
ついに両親が折れて、晴れて独りの部屋を持てるようになった。

母親は私の自立には最後まで反対していた。
(愚痴の聞き役、家事の手伝い手がいなくなるからであろう)
また自分の病気、父親の逝去などごとに私を実家に呼び戻した。
実家にいることが苦痛で、年齢的にも独立できる人間が出ることを望んでいるのに引きとめようとするのは親のエゴでしかない。

「うちの娘、なかなか出て行かなくて困っちゃう」と言われている
家庭の子どもがうらやましい。出て行かないということは、少なくとも快適だからではないだろうか。

母親とは結婚して以来、全く連絡を取り合っていない。
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