昼寝するぶた 掲示板過去ログ:#6672

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No.6672 Re:「内部改革派」を名乗る人々に関して 投稿者:AL 投稿日:2005/02/25 15:09     
真剣求誠さんへ

あなたが組織の主要な教えを心底信じていたことがあり、そのためにご自分の人生の非常に大切な部分を犠牲にし、今組織の欺瞞に気付いたなら、研究生であった、兄弟であった、長老であった、ベテル奉仕者であった、などということはたいして重要ではなく、同じ問題点を共有手いるといえるでしょう。

しかしあなたが未だ伝道者ですらないとご自分で言っておられる以上、あの組織の一員であるとはいえず、従って内部改革を目指している、というのは元からおかしな表現であるといえます。
あなたご自身の説明により、単なる表面を取り繕うためのごまかしではなく、言葉の誤用あるいはあなたご自身の勘違いだと理解できました。

ウィリアム・オーエン氏は、ものみの塔の性的虐待問題を告発した時、会衆の長老の地位にあり、その行動がもとで排斥されました。
ものみの塔の批判本を出版し、実名も住所も明らかになっているのに、組織が排斥処分を下せないでいる人もいます。

こうした人は、エホバの証人として、あるいは会衆の要職といった地位にあり一般信者以上の責務を果たしながら、その上で多忙な合間を縫ってご自身の信じるところを組織に申し立てしてきました。

レイモンド・フランズ氏の言うことに説得力があるのも、彼自身がエホバの証人として、統治体員として本来すべき責務を全うしながらも、組織に不従順であるというだけの理由で排斥されたからではないでしょうか。

排斥処分になるかならないか、などということは組織のすることであって、問題は、彼らの行動と言動に矛盾がないか、ということです。

私はそもそも日本にいて、たとえ海老名ベテル奉仕者であっても、排斥覚悟で内部情報を流している人がいるとしても、改革派などと名乗るのは滑稽だと思います。

この組織はニューヨークブルックリンの統治体を頂点とする、強固な中央集権組織だからです。ブルックリンベテル内でも排斥覚悟で反体制運動のようなことを隠密裏に行っている人はいるでしょうし、それでなくてもブルックリンには派閥や権力闘争などこれまでずっと行われてきたことですから、不満分子はたくさんいると思われますが、そのような世界本部のネットワークとのつながりもないのに、日本のJWの中だけでちまちま動いたところでたかが知れています。
日本のJWが外国と比べて特別おかしい、としても、日本のJWを外国並に変えていくことが、改革などと言えるでしょうか。滑稽なことです。

それでも組織で自分の時間と労力のほとんどをとられる上で、その上で大きなリスクを冒して、改革なり改善なりを目指して行動するなら、もちろんそれはいちがいに否定されるべきでないと私も思います。

しかし実際にはどうでしょうか。実質上不活発で、ろくに奉仕も集会出席すらしておらず、それでいて組織を完全に離脱することもできないでいるだけなのに、体裁だけ改革などと言っている場合が多いのではないでしょうか。
研究生であるなら、組織内で果たす義務はないし、それでも確かに兄弟が排斥処分されるに足るのと同じような行為が明るみになれば研究生であっても同じような処分が下るということもありますが、実質上罰則もありません。
あなたへの疑念は解けましたが、立場上、脱会者と実質同じ状況であるのに体裁だけのために改革などと言っているのかと思いました。

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