数日前初めて「エホバの証人」でググってこのサイトにたどり着きました。
私は生まれたときすでに両親が熱心なJWだった２世です。
生まれたのが1974年だったせいで母親は本気で
「この子は生まれてきてすぐにハルマゲﾄﾞ━(ﾟДﾟ)━ ﾝ !!!を経験すると思っていたようです。（例の1975年問題）
物心ついた頃には父親は長老でしたし、母親には文字通りビッシバッシとエホ証教育を受けました。
ムチ？
集会から帰ると（集会中にも）毎回受けてました。
（最初皮のベルトでやられてましたが、ある時母親が「あかん、こんなんで叩いても全然痛くないわ」と言って竹の物差しに変わった事を忘れません。小学生前の子供になんて事しやがる・・・。）
まあその甲斐あって厨房のころの巡回大会で水没しました。
「もうそろそろじゃな〜い？」とか「○○君も受けたんだから、次は m9(￣ー￣)ﾆﾔﾘｯ」といった熱烈な禿増しに対して２世として自分の考えを放棄するよう教え込まれた脳は「じゃあそろそろ・・・」という、なんとも不甲斐ない答えを出してくれました。
そのしばらく後、すでに不活発になっていた兄が「婚姻届けを役所に提出するのが結婚相手と一緒に住んだ日より一日遅かった罪」で排斥になりました。
排斥の発表のあった集会のあと泣いたのを覚えています。
３０代半ばの兄弟夫婦が聖書を使わず、聖書的な事を何も言わず、友達にするように一緒に涙を流してそばにいてくれました。
他の成員はだれも近づいてこなかったですが・・・。
（初めて本気でエホバの証人の冷たさとエホバの証人関係なく自分を気遣ってくれる”友人”のちがいを実感した時です）
兄の排斥後父親は長老を降ろされ、姉はその事で父親を軽蔑するようになったようです。
まるで汚い物でも見るかのように、会衆内でも家でも父親に接していました。
また会衆内でも”立場”ある兄弟たちは父親を遠ざけるようになっていました。
そんな中でも補助開拓なぞして周りの人の目を気にしていた私でしたが
１７歳のある日木曜日の神権宣教学校で割り当てを果たして家に帰った夜中に家出しました。
何かが自分のなかで爆発し、「何もかも捨てよう」という世間知らず丸出しの考えのまま、それでもリュックサックに衣服を詰め込み必死でためた３０万円を持ってベランダから出てバイクで家を出ました。
結局まだ子供で考えも浅かった事で３日後に帰宅したのですが、その日から会衆とは一切手を切る事を決めました。
その後はお決まりのように酒、煙草、女。
今までの生活を取り戻そうとするように。
独り暮らしをして色々な友人も作りました。
警察に||Φ|(|ﾟ|д|ﾟ|)|Φ|| された事もありました。
その時(当時２１歳）は、さすがに堪えて長老が家に押しかけてきた時も「悔い改めます」と言ってしまいました。
それから暫く集会にも出席し、研究も受けるようになったのですが、すでに組織に対する不信感は耐えられないほどたまっていたので、研究のときも組織や司会者の信仰にたいする攻撃に近い物ばかりでした。
そしてまた不活発になり今に至ります。
２８の時、結婚が決まっていた相手と話し合った結果（嫁は、もし私が危篤状態になったりしたときに親が出てきて輸血に強硬に反対することを恐れていました）両親に「正式にエホバの証人をやめたい」と話しました。
その頃になると、あんなに厳格だった両親もさすがに家の中から二人の排斥者を出したくはなかったのか「お前のことをエホバの証人だと思ってる人間はもういないのだからその必要（断絶）はない」「お前に何かあっても何も口は出さない」と約束し排斥、断絶とはなりませんでした。
明らかに組織の方針とは違う物でしたが、両親の気持ちを考えそれ以上突っ込まないことにしました。
その後無事結婚しました。
兄は住んでいるところが離れているためあまり帰ってきませんが、表面上今は家族仲良くできています。
(兄夫婦と両親が付き合いを回復したのは兄が結婚して数年後の阪神淡路大震災で兄夫婦が被災した時でした）
私が離れた後の排斥に関する組織の方針を見ると、両親の取っている態度は組織に従っていないことになります。
でもそれを知って私は両親に人間味を感じることができました。
ここ数日色々なエホバの証人に関するサイトを拝見しエホバの証人を辞めた事に対するある種の罪悪感のようなものが消えました。
そして、同じような気持ちを抱いている人がたくさんいることを知りました。
色々なことが一度に頭に甦り眠れない日々が続いています。
なぜ今になってエホバの証人について調べてみようと思いついたのかも自分でわかりません。
取り留めのないことを長々と書いてしまいました。
またお邪魔したいです。
今後よろしくお願いします。
私は生まれたときすでに両親が熱心なJWだった２世です。
生まれたのが1974年だったせいで母親は本気で
「この子は生まれてきてすぐにハルマゲﾄﾞ━(ﾟДﾟ)━ ﾝ !!!を経験すると思っていたようです。（例の1975年問題）
物心ついた頃には父親は長老でしたし、母親には文字通りビッシバッシとエホ証教育を受けました。
ムチ？
集会から帰ると（集会中にも）毎回受けてました。
（最初皮のベルトでやられてましたが、ある時母親が「あかん、こんなんで叩いても全然痛くないわ」と言って竹の物差しに変わった事を忘れません。小学生前の子供になんて事しやがる・・・。）
まあその甲斐あって厨房のころの巡回大会で水没しました。
「もうそろそろじゃな〜い？」とか「○○君も受けたんだから、次は m9(￣ー￣)ﾆﾔﾘｯ」といった熱烈な禿増しに対して２世として自分の考えを放棄するよう教え込まれた脳は「じゃあそろそろ・・・」という、なんとも不甲斐ない答えを出してくれました。
そのしばらく後、すでに不活発になっていた兄が「婚姻届けを役所に提出するのが結婚相手と一緒に住んだ日より一日遅かった罪」で排斥になりました。
排斥の発表のあった集会のあと泣いたのを覚えています。
３０代半ばの兄弟夫婦が聖書を使わず、聖書的な事を何も言わず、友達にするように一緒に涙を流してそばにいてくれました。
他の成員はだれも近づいてこなかったですが・・・。
（初めて本気でエホバの証人の冷たさとエホバの証人関係なく自分を気遣ってくれる”友人”のちがいを実感した時です）
兄の排斥後父親は長老を降ろされ、姉はその事で父親を軽蔑するようになったようです。
まるで汚い物でも見るかのように、会衆内でも家でも父親に接していました。
また会衆内でも”立場”ある兄弟たちは父親を遠ざけるようになっていました。
そんな中でも補助開拓なぞして周りの人の目を気にしていた私でしたが
１７歳のある日木曜日の神権宣教学校で割り当てを果たして家に帰った夜中に家出しました。
何かが自分のなかで爆発し、「何もかも捨てよう」という世間知らず丸出しの考えのまま、それでもリュックサックに衣服を詰め込み必死でためた３０万円を持ってベランダから出てバイクで家を出ました。
結局まだ子供で考えも浅かった事で３日後に帰宅したのですが、その日から会衆とは一切手を切る事を決めました。
その後はお決まりのように酒、煙草、女。
今までの生活を取り戻そうとするように。
独り暮らしをして色々な友人も作りました。
警察に||Φ|(|ﾟ|д|ﾟ|)|Φ|| された事もありました。
その時(当時２１歳）は、さすがに堪えて長老が家に押しかけてきた時も「悔い改めます」と言ってしまいました。
それから暫く集会にも出席し、研究も受けるようになったのですが、すでに組織に対する不信感は耐えられないほどたまっていたので、研究のときも組織や司会者の信仰にたいする攻撃に近い物ばかりでした。
そしてまた不活発になり今に至ります。
２８の時、結婚が決まっていた相手と話し合った結果（嫁は、もし私が危篤状態になったりしたときに親が出てきて輸血に強硬に反対することを恐れていました）両親に「正式にエホバの証人をやめたい」と話しました。
その頃になると、あんなに厳格だった両親もさすがに家の中から二人の排斥者を出したくはなかったのか「お前のことをエホバの証人だと思ってる人間はもういないのだからその必要（断絶）はない」「お前に何かあっても何も口は出さない」と約束し排斥、断絶とはなりませんでした。
明らかに組織の方針とは違う物でしたが、両親の気持ちを考えそれ以上突っ込まないことにしました。
その後無事結婚しました。
兄は住んでいるところが離れているためあまり帰ってきませんが、表面上今は家族仲良くできています。
(兄夫婦と両親が付き合いを回復したのは兄が結婚して数年後の阪神淡路大震災で兄夫婦が被災した時でした）
私が離れた後の排斥に関する組織の方針を見ると、両親の取っている態度は組織に従っていないことになります。
でもそれを知って私は両親に人間味を感じることができました。
ここ数日色々なエホバの証人に関するサイトを拝見しエホバの証人を辞めた事に対するある種の罪悪感のようなものが消えました。
そして、同じような気持ちを抱いている人がたくさんいることを知りました。
色々なことが一度に頭に甦り眠れない日々が続いています。
なぜ今になってエホバの証人について調べてみようと思いついたのかも自分でわかりません。
取り留めのないことを長々と書いてしまいました。
またお邪魔したいです。
今後よろしくお願いします。
