タール１ｍｇの煙草は…ね、のどが痛くなるんです。
あれって、軽すぎてかえって吸う本数が増えるんです。一日に４箱買ったことがあります。マイセのロングの１ｍｇなんですが、なにせニコチンもタールも少ないもんだから、あれ、ほとんどただの煙でしょう？
その「ただのけむり」のためにのどが痛くなるんです。
不経済だし、のどの健康にもよくないしで、失敗ですねえ、あれは。でも１ｍｇのたばこって、けっこう流行っているみたいです。だからやっぱり、禁煙にたどりつくには、あるていどきちんとニコチンやタールを含有しているものを少なく吸うほうが早道じゃないかなって、思っています。
ところで、たばこについてこんな話があります。
＊たばこでわかるこんな性格＊
１．たばこを吸うか、吸わないかでわかる「親離れ度」
人間はやってはいけないと言われたことに、強い誘惑を感じます。そして中・高生時代は、親から自我が独立していく時期。それまで親の言うことを聞いて育ってきた子どもが、親に秘密を持ったり、親に反抗して、自分のアイデンティティを育ててゆく時期なのです。ですから、たばこを吸うという行為は、そのおいしさを楽しむというよりは、親離れの儀式だったわけです。
ところが、いつ頃からか食後の一服のおいしさに目覚めてしまった。以来習慣になってずっとやめられないという人がほとんどでしょう。
吸ってはみたけれど、大人になるまえにきっぱりやめてしまったという人は、自我の発達がすみやかで、親離れがすんなりできた人です。たばこを吸うことでアイデンティティの確認をしなくていいだけの、しっかりした「自分」を早くから持った人。当然仕事もできるでしょう。
たばこを吸っている人の中でも、ひっきりなしに吸うチェーンスモーカーは、依存心の強い人。自信はなく、いつも人の評価を気にして、内心不安でなりません。その不安をまぎらわすために、次々と吸ってごまかしているのです。
（小梅の反応）
じと… （目が点になり、眼が陰になっている）
「痛いところをつかれてしまった…」
２．国産銘柄か、外国銘柄かでわかる「キザ度」
目新しいたばこをいろいろ吸ってみる人は、常に「何かもっといいものがないか」という発想で、新しいことを捜し求める人です。逆に一般的なたばこを吸っている人は、目立たず、みんなの中にとけこむタイプ。ひとつのことで満足していれば、それ以上のことに挑戦したり、もっと広がろうと、努力したりはしません。なじんだものがいちばんいい、という姿勢を変えようとしない性格です。
（小梅は…）
セブンスター一本やりだった。だから後者。だいたい性格が言い当てられている。でもまあ、これも個性じゃないか、と開き直っている。
外国銘柄のたばこを吸っている人は、外国への憧れがどこかにあります。かっこいい海外の映画スターを真似てみたりして吸う人で、とくに若い男性のばあい、見栄っ張りで、ちょっとキザです。まだまだ、自分を客観視する能力が発達していません。しかし、持っているたばこの一本で理想像にひたれるというのも才能。じょうずに自分を演出できるようになればいいでしょう。
３．吸ってもいいかと断るか、断らないかでわかる「わがまま度」
たばこを吸う人には、吸わない人のつらさがなかなかわかりません。対面する人に「吸ってもいいですか」と訊く人は、相手に礼儀をつくす人です。吸わないほうの立場になってみれば、そう訊かれたからといって「吸わないでください」とは、なかなか言えないでしょうが、相手が自分のことを気遣ってくれれば、いやな気持ちはしないのではないでしょうか？
これに対して、相手がたばこを吸わないのに何も訊かずに吸い始める人は、自分がたばこを吸うのは当然と思っている人です。自分勝手な人です。
たばこを吸う人に対して、露骨に嫌な顔をするのも、たばこを吸わない人に対して全く気遣いのないのも、どちらもマナー違反ではないでしょうか…。
小梅は…
わたしは吸わない人の前では絶対に吸いません。でもとくに気遣いに富んでいるというのでもありません。エホバの証人にでくわすときっとネチネチといびるでしょう。エホバの証人に、「信教の自由」などは認めません。たくさんの人が傷ついていると分かっていて、エホバの証人の教えを崇拝するのも、イジワルだな…と思っているからです。
（「外見だけで人を判断する技術/渋谷昌三・著」）
たばこを吸われる方々、あなたはいかがでしたか？
あれって、軽すぎてかえって吸う本数が増えるんです。一日に４箱買ったことがあります。マイセのロングの１ｍｇなんですが、なにせニコチンもタールも少ないもんだから、あれ、ほとんどただの煙でしょう？
その「ただのけむり」のためにのどが痛くなるんです。
不経済だし、のどの健康にもよくないしで、失敗ですねえ、あれは。でも１ｍｇのたばこって、けっこう流行っているみたいです。だからやっぱり、禁煙にたどりつくには、あるていどきちんとニコチンやタールを含有しているものを少なく吸うほうが早道じゃないかなって、思っています。
ところで、たばこについてこんな話があります。
＊たばこでわかるこんな性格＊
１．たばこを吸うか、吸わないかでわかる「親離れ度」
人間はやってはいけないと言われたことに、強い誘惑を感じます。そして中・高生時代は、親から自我が独立していく時期。それまで親の言うことを聞いて育ってきた子どもが、親に秘密を持ったり、親に反抗して、自分のアイデンティティを育ててゆく時期なのです。ですから、たばこを吸うという行為は、そのおいしさを楽しむというよりは、親離れの儀式だったわけです。
ところが、いつ頃からか食後の一服のおいしさに目覚めてしまった。以来習慣になってずっとやめられないという人がほとんどでしょう。
吸ってはみたけれど、大人になるまえにきっぱりやめてしまったという人は、自我の発達がすみやかで、親離れがすんなりできた人です。たばこを吸うことでアイデンティティの確認をしなくていいだけの、しっかりした「自分」を早くから持った人。当然仕事もできるでしょう。
たばこを吸っている人の中でも、ひっきりなしに吸うチェーンスモーカーは、依存心の強い人。自信はなく、いつも人の評価を気にして、内心不安でなりません。その不安をまぎらわすために、次々と吸ってごまかしているのです。
（小梅の反応）
じと… （目が点になり、眼が陰になっている）
「痛いところをつかれてしまった…」
２．国産銘柄か、外国銘柄かでわかる「キザ度」
目新しいたばこをいろいろ吸ってみる人は、常に「何かもっといいものがないか」という発想で、新しいことを捜し求める人です。逆に一般的なたばこを吸っている人は、目立たず、みんなの中にとけこむタイプ。ひとつのことで満足していれば、それ以上のことに挑戦したり、もっと広がろうと、努力したりはしません。なじんだものがいちばんいい、という姿勢を変えようとしない性格です。
（小梅は…）
セブンスター一本やりだった。だから後者。だいたい性格が言い当てられている。でもまあ、これも個性じゃないか、と開き直っている。
外国銘柄のたばこを吸っている人は、外国への憧れがどこかにあります。かっこいい海外の映画スターを真似てみたりして吸う人で、とくに若い男性のばあい、見栄っ張りで、ちょっとキザです。まだまだ、自分を客観視する能力が発達していません。しかし、持っているたばこの一本で理想像にひたれるというのも才能。じょうずに自分を演出できるようになればいいでしょう。
３．吸ってもいいかと断るか、断らないかでわかる「わがまま度」
たばこを吸う人には、吸わない人のつらさがなかなかわかりません。対面する人に「吸ってもいいですか」と訊く人は、相手に礼儀をつくす人です。吸わないほうの立場になってみれば、そう訊かれたからといって「吸わないでください」とは、なかなか言えないでしょうが、相手が自分のことを気遣ってくれれば、いやな気持ちはしないのではないでしょうか？
これに対して、相手がたばこを吸わないのに何も訊かずに吸い始める人は、自分がたばこを吸うのは当然と思っている人です。自分勝手な人です。
たばこを吸う人に対して、露骨に嫌な顔をするのも、たばこを吸わない人に対して全く気遣いのないのも、どちらもマナー違反ではないでしょうか…。
小梅は…
わたしは吸わない人の前では絶対に吸いません。でもとくに気遣いに富んでいるというのでもありません。エホバの証人にでくわすときっとネチネチといびるでしょう。エホバの証人に、「信教の自由」などは認めません。たくさんの人が傷ついていると分かっていて、エホバの証人の教えを崇拝するのも、イジワルだな…と思っているからです。
（「外見だけで人を判断する技術/渋谷昌三・著」）
たばこを吸われる方々、あなたはいかがでしたか？
