昼寝するぶた 掲示板過去ログ：#7227

ハシモトさん＞
レスどうもです〜。

＞部分だけが異様に拡大されて見えてきて全体が見えない。
＞結局世界が意味のない分子の集合体に見えるんですよね。
＞意味のない世界を生きていくことはつらいもんです。

部分部分に注目しすぎると「木を見て森を見ず」になってしまうのですよね。
特に人間の心と言うものは、ダイナミックに雑多な…しかし重要な…「意味」の集合体なのであります。
しかし自己というのもまた、捕らえがたいダイナミックな集合体でありますが、脱会により「意味」を失った「部分」がその集合体を侵食する時、自己の存在理由すらダイナミックに揺り動かされてしまうものでもあったりします。

結局そういうときに頼りになるのは、「強い自己意識、自分らしい自分」をいかに持っているか、そういう「ゲシュタルト」をもった心のありようなのであります。

ちーぼーさん＞
レスどうもです〜。

簡単に言うと、総体としてのまとまりを持った「自己」というものが、ＪＷによって自己の一部として侵食された部分が否定されることにより、揺り動かされ危機に陥るということです。

僕はＪＷ１世とＪＷ２世の違いはそこにあると思っているんです。
ＪＷ２はそのＪＷドグマの「ゲシュタルト侵食」が深いのです。ＪＷ１世はＪＷになる前の「自己」という拠り所をもっているのですが、ＪＷ２は生育過程にＪＷがあったわけですから、「自己のありよう」が不安定になってしまうと言うことがあると思うのです。

ちゅーりっぷさん＞
レスどうもです〜。

簡単に言えば、本来の自分なのか、それともＪＷのアンカーによって操作されているか、どちらなのか、ということなのではないかと。
つまり、「そうしたい」と思ってそうするのか、「そうしなければならない」と思ってそうするのか。と、いうこと。

ユングの心理学的に即して言えば、霊の実についてもあとから獲得した形質なのではなくて、自己に元から備わっている形質が発揮されてそうなる、ということです。
ですから、もともと人間と言うのは「自然に」自己を発揮するなら良い業を行えるものなのです。

しかしその動機が「そうしなければなりません」「そうしなければ罰します」という操作されたものだとしたら、自己本来を発揮しているのではなく、良い業ですらマインドコントロールの結果と言うことになります。

導き出される結果は同じように見えるかもしれませんが、「霊の実」それが、本来の自己か、操作されたものなのか。その違いは大きいのであります。