昼寝するぶた 掲示板過去ログ:#8719

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No.8719 Re:戦争について…一意見ですが 投稿者:Samsung 投稿日:2006/03/16 18:00     
> これから将来のために、国益を守るために命を奪うと言うやり方には賛同できません。
>
> 国民の命を守る以上に大切なことってなんでしょう?
> なぜ日本は戦争に突入せざるを得なかったのでしょう?
> 軍事力を行使してまで押し通したい主張とはなんだったのでしょう?
> 命を犠牲にしてまで何を得たかったのでしょう?

単純でしょう。アメリカが日本が中国から撤退しないと石油を売らないぞと脅したからです。
当時はアメリカが世界最大の産油国で、アメリカが石油を売ってくれなければいくら戦艦大和やゼロ戦を持っていても動かす燃料さえなくなってしまう。

なら中国から全面撤退すればいいかというと、そんな単純ではない。軍隊だけならイザ知らず、多くの日本の事業が中国大陸に進出していたし、農民もたくさん移住していた。軍隊が全面撤退となれば彼らも引き上げざるを得ない。

当然当時の日本の世論としても、アメリカの撤退要求なんて呑めるわけがないわけです。
天皇も含めて、アメリカとまともに戦争して本気で勝てると信じられたほどおバカな人はほとんどいなかったと思いますが、そうせざるを得ないほどのっぴきならない状況に追い込まれたわけですな。

アメリカ滞在の経験もあった山本五十六は、アメリカと戦争するなんていうのは世界を相手に戦争するのと同じ、東京は三度火の海になる、と言っていたそうだし、実際そうなりましたが、
それは一部の海外通の人の意見で受け入れられませんでした。

今のアメリカの戦争も結局は石油で似たようなものともいえますが、私自身は日本の中国進出は確かに得るための動機で出て行ったのでしょうけど、アメリカに戦争しかけたのは得るためというより国防のためでしょう。

てか、今も究極はそうだけど、当時は帝国主義の時代、やらなければやられる時代でした。日本にしても、日中戦争にしたって、先にやらなければ他の列強が分捕るだけで、そうなると逆に日本の立場が危うくなっていた時代。

自国の戦争を自ら「侵略戦争」なんていったのは日本の一部の首相くらいなもので、世界のどこの国も戦争は自衛のための戦争だって言ってます。あれは侵略戦争だ、なんて決められるのも、結局は今でも強国がより弱い国に対して決め付けて言えるだけのこと。
国際法も国連も、侵略戦争は悪と規定してはいるのだろうけど、実質なんの効力も機能もしていない。アメリカが結局非協力的だから。

今や冷戦も終わりアメリカがいつまでアジアに大量の兵力を維持するのか分からない。経済効率からいってもお荷物でしょう。
そうすると日本も自前で国防強化するのは当然ですわね。といっても日本の自衛隊はもはや米軍に深く組み込まれていて自国の軍隊といえるかどうかも疑問らしいそうですけど。

日本には技術力はあるのだし、その気になればいくらでもできる。今や軍事力も最先端は攻撃ミサイルとかそんなんでなしに、敵国のミサイル装置を遠隔操作で破壊したり無力にしたり、最先端のハイテクで敵の攻撃力を削ぐといったことではないでしょうか。


>
> 大東亜戦争は、守るための戦争ではなく、得るための戦争から始まったように感じます。
> 日本は朝鮮に、中国になぜ武力を持って進出したのでしょう?
> 朝鮮や中国が先に日本に攻撃を仕掛けたからでしょうか?
>
> それが朝鮮や中国のためになる行為であったとするなら、
> なぜ同盟関係という形が取れなかったのでしょう?
>
> 国家が存する以上軍隊は必要と思っていますが、抑止力としてのみ維持されるようわずかな意見でも国政に参加しようと思っています。
>
> 愛国心を持つのは大いに結構なことですが、
> 全ての相手側の国民にも同じ大切な気持ちが存在することを踏みにじってはいけない…と。
>
> 何よりも、尊い心を持って命がけで戦っている人たちの後ろにいる、
> 自分たちは一番安全なところに身を隠して、戦争をビジネスチャンスとしてしか見ていない連中に、良い思いをさせては絶対にいけないんだと。
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