昼寝するぶた 掲示板過去ログ:#9603

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No.9603 私の昔話 投稿者:カーラ 投稿日:2006/07/26 14:38     壊れてたけど山は越えた  宗教はもうこりごりな人
その昔の話です。私の度々の聖書の奉仕活動の訪問を喜んでおられた初老の男性の方がおられました。
その方は内村鑑三派のあるキリスト教の信者さんで長い間聖書に信仰をおいておられる病弱な優しい方でした。私は何も知識がありませんので、「聖書全体は神の霊感を受けたものである」の本からいつも楽しくお話合いをさせていただいていました。

ある時私がその方のところに訪問していることを知ったある兄弟はその方のことを「あの野郎」呼ばわりをしました。その方がいったい兄弟に何をしたというのでしょう?

その方はうつ病やら他の病気で長いこと苦しんでおられました。聖書の奉仕者が聖書の音信を伝えて何が悪いのでしょうか?

ある時私はいつものように、姉妹と共だって雑誌を届けに行きました。するとなにやらお葬式の準備をされている様子だったので、奉仕の友の姉妹には車で待っててもらい私一人でおうちの中に入って行きました。

なんと亡くなられていたのは、私の訪問を楽しみにされていた男性の方でした。おうちの方がこう切り出されました。「自殺だよ。遺書があって、キリスト教は自殺がいけないんだってな。今までの信仰はやめるって書いてあったぞ。」と言われました。
私はその方の安らかな寝顔を見て「苦しかったんですね。」と言い何ともいえない気分でその場を離れました。

待っていてくれた姉妹には亡くなったことは言いましたが理由は言いませんでした。会衆の噂話の種にされたくないからです。

それで私はあ〜あ、私が訪問していたことが苦しめていたのかな?とかいろいろ悩みました。信頼のおけるたった一人の姉妹に言っただけで今の今まで長老もそうですがその姉妹以外誰にもお話したことがありません。

今でもあの雑誌で苦しめたのかな?とか私が行かなければあんなことにならなかったのかな?とか自責の念にかられます。







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