昼寝するぶた 掲示板過去ログ:#9800

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No.9800 Re:モルモン教ではありません。 投稿者:大空の浪人 投稿日:2006/12/01 21:53 元1世兄弟 冤罪で排斥でーす 壊れた事はないです 40代後半   
> このサイトでは
> 私のような他宗教の被害者は
> 相手にされないのかな・・・。
> 残念ですね。
> もっと共感してもらえたり
> アドバイスしてもらえるかと期待していたのですが・・・。
☆アールさん,違いますよ。同じ宗教団体に属していたとしても立場が違うと全く話が噛み合わないものなのです。
ここは元エホバの証人の集まる場ですが,それでも,一世(社会である程度生きてから入信)と二世(親の信仰を押しつけられた人),さらには1.5世(学生時代,進路選択の段階で入信・家族は不信者)ともいうべき人とでは組織や教義を見る角度が違うために話がほとんど全く噛み合わないことがあり,そこで引き起こされる嘲笑や非難は時として組織内で経験したものを彷彿させる激しいものになります。
私は上の分類では1.5世なので,この板の中心を占める純粋二世の人たちとはほとんど全く話が噛み合いません(笑)。
一方,脱会カウンセラーを礼賛する元一世の世界には激しい嫌悪を感じます。
教団の相違以前の問題として,カルトの心的後遺症はそれほど複雑怪奇なものなのです。

> どこに行けば誰と話せば
> 心が修復できるのでしょうか。
☆残念ながら決め手はありません。属しておられた宗教団体の元信者のサイトを発見したとしても,先に挙げたような理由で,本当の居場所たりえない可能性もあります。
そうではあっても,心を修復するためには話す(文字にする)ことは不可欠だと思います。
私はマインド・コントロールが深かったので膨大な分量を書き,読むことが必要でした。
@集会場所で襲撃する者たちの起こした訴訟に対して民事訴訟は弁護士を頼まないで自分で全部書類を作って法廷に立ちました。自分という人物の成り立ちと入信の経緯,そして現役時代の活動内容,下劣な組織内派閥の偽善と悪辣な迫害,偽善者たちによる不正な除名と集会場所での襲撃行為,それに対する聖書と組織の公的見解等々,相当な量に及んだ訴訟書類を自分の手で書き上げながら襲撃に耐えて戦った数年間が,組織に騙されていた事実を認める基盤を形成しました。
A訴訟と平行して,現役時代には目もくれなかった他の宗教に関する書物を(単なる教養として)目を通すようにしました。それは一方の極端から別の極端までの宗教・思想スペクトルの中に,異なる要素と共通する要素が必ずあって,自分の属する組織の教えもその組み合わせの一つにすぎない事実を潜在的に受け入れることになりました。
B上記の下地があって,不正除名から七年目に入ったところから,偶然もあって組織を明確に批判する文書を読み始めました。激烈な葛藤をもって読み始めたものですし,内容はかなり思い込みと決め付けが含まれていることは見抜きましたが,確認する必要のある真実が含まれていることも把握でき,以来,反エホバの証人の資料を組織が発行する文書と完全に同格に置いて読むようになりました。
C近所に活動家がいたせいもあって,教義的に似通ったところのある「ラエリアン・ムーブメント」に潜入研究しました。エホバの証人と比べれば教義も組織も稚拙なハチャメチャなカルトですが,信者の有り様を近くから観察することで,教団によるレベルや傾向の違いはあっても,カルトの信者は似たようなものである事実を認識できました。
D七年目の一年間でほぼマインド・コントロールを克服できたので,エホバの証人対策でキリスト教会を啓蒙しよう!という企てに加わりました。が,元エホバの証人の全国大会開催のため約一年間,密な支援を続けるうちに,首謀者が単なる女たらしで,世間の注目を受け,労力と金を集める方策として反エホバの証人を掲げているだけである事実を見抜くに至って縁を切り,その活動で知り合ったルター派教会に籍を移しました。
Eその頃ちょうどネットが普及し,今は無き「ばあねっとBBS」で監禁訴訟が盛んに議論されるようになりました。今から思えば常連の論客の多くは監禁カウンセラーの取り巻きだったような気もしますが,渦中の監禁牧師の右腕だった兄弟が同じ教会に籍を移していて親しかったことから,反エホバの証人陣営の内幕を相当暴露する役割を担いました。ここの板主のゆーじさんとはその時からのご縁です。
Fエホバの証人の監禁訴訟と平行して,地元岡山で,統一教会脱会信者の「『青春を返せ』裁判を支援する会」にも参加して運営委員も務めました。顧問の牧師はエホバの証人の監禁牧師と同じ業界人なので心中複雑でしたが,専門にするカルトのレベルがすなわち監禁牧師の人格レベルに相関している,と感じる経験でした。
統一教会は監禁されて脱会した信者を連れ戻すためにバットを持って殴り込んで来たこともあるそうですが,エホバの証人は監禁現場で鉢合わせしても大相撲よろしく睨み合う程度だそうです。常套手段のスマートさというか凶悪さのレベルが違うので,エホバの証人を監禁して脱会させるのは相対的にチョロいこと,ラクして儲かるビジネスと業界では見られていたのです。
Gそのように,かつて人生を捧げた組織を色々な角度から見つめ直すことを重ねてやっと,「自分が騙されたカルトは,自分の好みとレベルに相応のものだった」事実を認められるようになりました。
つまりエホバの証人に入信決意したのは当時入手できた日本語の文書の内容が高レベルだったためであり,平行して統一教会やラエリアン・ムーブメントがあっても教義の稚拙さのゆえに退けてエホバの証人を選んだであろう,という事実です。
それはまた,エホバの証人専門の監禁カウンセラーの人格と教養ではたとえ十年監禁しても私を落とすことは不可能,ということでもあります。
その先はまだまだ続くのですが,不正な除名からもう19年が過ぎようとする今もなお,内面は複雑です。ノホホンと生きてきた同級生たちは,早ければ孫を抱こうかという歳ですが,「最後に笑うのは自分だ!」と思っています。
という訳で,自分の心を修復するのは他人ではなく自分自身です。ただし,真情を誰かに話す(書く)ことは必要です。話す(書く)ことを通して自分を見つめ直し,自分を肯定できるようになるでしょう。
そのためには,他人の設けた掲示板ではなく,自身でブログを作るのが良いのではないか,と思います。誰かの反応を期待することなく,折々に感じることを書き続けてゆけば,似た経験をした人々とも巡り合う機会もあるでしょうし。
結論として,
>「どこに行けば誰と話せば」
どこにも行かなくていいんですよ。そこで,あなた自身の心と正直に向かい合って,言いたくても言えなかったことを包み隠しなく話して(書いて)みてください。
それで物事が解決する訳ではありませんが,それは解決へ向けて歩きだす最初の一歩となるはずです。
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