昼寝するぶた 掲示板過去ログ:#987

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No.987 モコさんへ 投稿者:S.榊原 投稿日:2002/09/03 14:11     
モコさんへ
常連ではありませんが、お答えできると思います。

>でも、相も変わらず三年も通っていらっしゃるのを見ていて
>何だか「何か(裏が)有るのかなぁ?」と思い始めてしまって・・・

エホバの証人の活動の目的は主に家庭聖書研究をすることです。
関心を持たれる方とその方の自宅でエホバの証人の教理を教えることです。
もちろんどこでもいつでもそのような「研究」が取り決まるわけではありません。
最初に訪問して、話せそうな方であるとか、出版物を受け取られたとか、断わられたが、つっけんどんじゃなく丁寧だったとかいう事情なら「再訪問」するよう指示されています。再訪問は家庭聖書研究を行うことを目的として、その下地を作るための「仕事」です。再訪問は次のガイドラインで行われます。
1)家の人と親しくなるよう努める。心を開かせるためです。
2)関心を探る。
雑誌や書籍などの印刷物を見せて、いろいろな話題を提供してみます。反応が見られた話題を見出したら、その話題に沿って一度に10分ほどの訪問を定期的に行って、研究用の教科書の内容に向けて話を発展させます。そうして、
3)準研究とも言える、薄い小冊子を使って朗読と質問、そして回答するという研究のパターンを確立する。

しかし現実には再訪問はこのようにきれいには進みません。たいていの人は宗教的な話し合いは避けるからです。しかし他の話題なら延々と喋り続ける方もおられます。再訪問のガイドラインには「家の人と親しくなる」というのがありました。そのためには「良い聞き手になる」よう教えられています。ですから家の人が話したがっている話題に私たちは相づちを打ちます。

再訪問が行われなければ、家庭聖書研究は取り決まりません。ですからエホバの証人の集会では耳にたこができるほど再訪問せよと言われます。開拓者学校では「再訪問は信仰のバロメーター」と呼ばれました。信仰の度合いが再訪問への意欲で測られるという意味です。近ごろはどこの会衆でも士気がかなり下がっています。とにかく報告するために数字だけでも稼いでおこう、というのでモコさんのようにつっけんどんに断わらない人なら、訪問してモコさんのしたがる話をネタに喋って来よう、というのがその伝道者の方の気持ちだと思います。
会衆によって違いますが、ふつう親をとばして子供に研究させることはないと思います。子供とするときには必ず、親御さんの同意を得ようとするはずです。ですからそんなに心配はないと思います。

でももうしんどいようなら(関西弁で失礼)きっぱり断わればいいのです。
心に余裕のある女性はどうしても自分がつっけんどんと思われるのを嫌ってソフトな対応をされるようです。きつく断わるのに抵抗があるようでしたら、あるウェブ・マスターの提案ですが、自分はインターネットでエホバの証人の内部告発をいろいろ読んだ、それをまずいっしょに考えてみませんかというと、おそらくその伝道者の方は寄り付かなくなるでしょう。

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