通勤のときも、仕事中も、会社帰りも
心が落ち着かない。
ほんとうはもっとすがりたい
でも、これはこれでいいんだと思う
自分が不器用なのか、弱いのか
やっぱり頼らなければ生きていけないのだろうか
歌でうたわれるほど美しくもない
月並みなひと言がないというだけで
気がつけばいつも追っかけている
追わせていたはずが
首を長くして待ち受けている
やっぱりいつもどおりだったのか
すっかり暗くなった帰りの電車
町の明かりがすぎてゆく
時間が飛び去ってゆくように
まるで音を立てる秒針のよう
ほんとうは、ほんとうは、帰らないでいてほしい
ずっと、ずっといっしょにいてほしい
でも、格好をつけて粋がっているから
つい心にもないことを言ってしまう
知ってるくせに
知ってるくせに、もう自分が限界だって
ひとりで過ごす部屋って耐えられないってことに
ひとりでいるときは眠れないってことに
何ごともないかのように、
いつもどおりにPCをチェックして
TVをつけて、ニュースを聞いて
平気を装う、誰にって、自分に対して
でもそれはのどまでせりあがる叫びを
抑えるためなのかも知れない
「もう、ひとりにしないで!」
「帰らないで、おねがいだから帰らないで…」
まるで中島みゆきの歌だ…
だから、だからわたしは煙草をやめられない
また夜が更けてゆく
今日は来ない、
昨日は来ていたのに、でも帰ってゆく
もう強がりは言えない
もうものわかりのいい答えもできない
外の騒ぎも寂しさをつのらせるだけ
わたしはただ鏡に額をつけ目を閉じる
眉間にしわを作って
心が落ち着かない。
ほんとうはもっとすがりたい
でも、これはこれでいいんだと思う
自分が不器用なのか、弱いのか
やっぱり頼らなければ生きていけないのだろうか
歌でうたわれるほど美しくもない
月並みなひと言がないというだけで
気がつけばいつも追っかけている
追わせていたはずが
首を長くして待ち受けている
やっぱりいつもどおりだったのか
すっかり暗くなった帰りの電車
町の明かりがすぎてゆく
時間が飛び去ってゆくように
まるで音を立てる秒針のよう
ほんとうは、ほんとうは、帰らないでいてほしい
ずっと、ずっといっしょにいてほしい
でも、格好をつけて粋がっているから
つい心にもないことを言ってしまう
知ってるくせに
知ってるくせに、もう自分が限界だって
ひとりで過ごす部屋って耐えられないってことに
ひとりでいるときは眠れないってことに
何ごともないかのように、
いつもどおりにPCをチェックして
TVをつけて、ニュースを聞いて
平気を装う、誰にって、自分に対して
でもそれはのどまでせりあがる叫びを
抑えるためなのかも知れない
「もう、ひとりにしないで!」
「帰らないで、おねがいだから帰らないで…」
まるで中島みゆきの歌だ…
だから、だからわたしは煙草をやめられない
また夜が更けてゆく
今日は来ない、
昨日は来ていたのに、でも帰ってゆく
もう強がりは言えない
もうものわかりのいい答えもできない
外の騒ぎも寂しさをつのらせるだけ
わたしはただ鏡に額をつけ目を閉じる
眉間にしわを作って