ゲストブック過去ログ:#1677

昼寝するぶた

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No.1677 ありふれた一日 投稿者:SAKKO 投稿日:2006/08/25 23:59      
蝉もツクツクホーシに変わってきまたね。
もうすぐ、コオロギの音が聞こえてきますね。
夏も終わりですね…とはとても言えない残暑。

でも秋刀魚が出まわる頃には、空の色もちょっと違ってくる。
日暮れが早まったからかな?
市場のざわめきに、ほっとする、このやすらぎ。

ちょっとエッチなお店のおじさんと笑い話。
陽の眩しさに目をしかめた高校生の女の子が、
ツィ〜とチャリで、雑踏を器用にくぐって通り過ぎてゆく。
陽射しが建物の屋根にかかって、影が伸びてきた。

わたしは手をかざして西に向かって帰途につく。
新自由主義化する社会から、取り残されつつある地方都市の雑踏。
人間がいるから安心して暮らしていける、
人間の雑踏があるから、落ち着いていられる。

人間がいるから危険だというような、
人間がいるから安心してしゃべれないというような、
そんな世の中に戻ってほしくない。

競争の中で神経をすり減らし、
競争の過程で画一化されてゆく、
そんな他人の思惑に踊らされるような世の中になってほしくない。

もう、エホバの証人のようにして生きていくなんて、絶対にイヤ。
ただ、静かに、気持ち豊かに過ごしていたい。

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