ゲストブック過去ログ:#1744

昼寝するぶた

ここでは、昼寝するぶた掲示板の過去ログを並べています。

No.1744 はじめまして 投稿者:sweetheart story 投稿日:2007/06/14 02:39 元2世姉妹 今は不活発でーす かなり壊れてる A型 20代前半 神がいても無宗教な人
ホームページ、興味深く拝見させて頂きました。

私は現在大学4年生の元JW2世の者です。
物心ついたころに母が研究を始め未信者の父方の家族に迫害を受け、小学校入学前までは別居状態でした。
私自身は10歳でバプテスマを受けましたが、中学生になった頃から姉妹としての自分の在り方について不十分な点を自分で責めるようになり、いつしか会衆の皆さんからの励ましもプレッシャーとしか感じられなくなっていました。
献身してからは特に母からいい娘・模範的な姉妹を求められ、少しでも意に沿わない事をするとかなりきつい言葉を言われていました(←でも多分今の母は全く覚えていません)。
補助開拓や大会でのインタビューなど傍目には熱心な姉妹としてそのころ映っていたと思うのですが、それは会衆の周りの兄弟姉妹に認められたい、嫌われたくない、受け入れてほしいという幼い私が自分なりに必死になって作り出していた虚像だったのかなと今は思います。

中3の夏、ことの発端は本当にくだらなかったのですが、突然集会に行けなくなってしまいました。
どちらかというと、学校に行きたくてもどうしても足が前に進まなくて行けないという類のものだったかもしれません。
結局それから行かなくなり、その年の夏休みはひたすら自分を責めて毎日泣いていました。
母も相当あわてたみたいです。
最初は優しかったのですが、たまに書いてくれていた手紙にだんだん「思いを守れなかったあなたの弱さが全ての原因ね」というような文章が多くなっていき、どうしてそうなるのとただただ悲しかった事を覚えています。
人伝いに、私が人につまずいて集会に行く事を辞めたという噂が会衆内で流れていることも耳にし、その時の自分は対応する術も分かりませんでした。

結局その後も組織に戻ることはなく、高校は進学校に進みとにかく毎日ハードだったので、冷静に自分を見つめなおす余裕はありませんでした。
大学で色々な考え・思想の研究が専門とされる文学部を選択し、その中でも心理学を専攻した事が、自分の今まで歩んできた人生や聖書の教えそのものを振り返るきっかけになったのかもしれません。

その中で自分なりに見えてきたものもあると言えばあるのかもしれませんが、まだ依然として葛藤の日々が続いています。
特に母からは、1年程前にある件で金銭面での援助と交換条件のような形でJWへの復帰を勧められ(学校関係はすべて自分でやりくりしているのですが)、正直そのときは呆れて言葉も出ませんでした。
あなたには一姉妹としての責任があるというのが母の主張です。
きっとこの先自分がどんなに頑張っても、JWに復帰しない限りは心から母と分かり合える関係にはなれないんだろうなとその時思いました。
まだ諸事情で実家暮らしなので、結構ストレスを感じています。

名の通った大学に進み、一流(と世間では言われる)企業に内定し、周りの人にはもしかしたら順風満帆な人生だと思われているのかもしれない。
でも心の中はいつも不安でいっぱいだし、このまま生きていっていいのか、今から社会人人生やっていけるのか、将来どうなるんだろうと思ってしまう自分がいます。
就職活動中は普通の人でもかなりナーバスだと思うのですが、活動中にすることを推奨される自己分析とこれとは別だと思おうとしても結局うまく割り切れず、かなり精神的につらかったです。
残りの大学生生活で少しふっきれたらいいなぁと思っていますし、毎日アクティブに過ごすことも心がけていますが…
たまに頭が壊れそうなくらいいっぱいいっぱいになるのは、まだしばらく続きそうです。

ホームページに紹介されていた本、今度読んでみたいと思います。
長文失礼致しました。
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