ゲストブック過去ログ：#178

確かに目覚め太さんが言っておられるとおり,形式的には順調街道を歩んできたのかもしれません。でも,これまで奉仕の僕時代も長老になってからも長老たちの不公正な扱いや権威主義的な態度と戦って,結局惨敗でした。彼らと勝負しても立場的にも年齢的にも絶対かないません。嫌というほど自分は絶対にああいう長老にはならないという長老たちをたくさん見てきました。ある長老からは自分のすべてを否定されるようなことを言われたこともあります。ある時は集会後ガラス張りの第二会場に呼び出されて,みんなの失笑を買い,うしろ指を指されながら,長老たちからいわれのない助言を受けたこともありました。その時はだれかが事実とは異なる悪意のある告発をしたらしく,身の覚えがないのでその告発をした人の名前を尋ねましたが,それはどうでもいいことだと言われ,ではその告発が間違っているので自分は潔白だと訴えましたが,長老たちもギャラリーが見守る中,今更後に引けない状況だったようで,わたしたちはそういう訴えを聞いたので,とにかく今後注意するようにという,わけのわからない助言を受けました。ある長老とは握手をしたり口も利かなかくなったり,別の長老には車に爆弾でも仕掛けてやろうかと思ったこともあります。今までの霊的人生を振り返ると,厳密に言えば「壊れたことはないです」ではなくて選択肢にはありませんが「壊れそうになった」です。でも,結局そんなどうしょうもない相手に怒りまくってエホバや聖書を否定することほどつまらないことはないと考えるようになりました。わたしの場合自分の霊的な人生を振り返って,試練がなかったからというよりも,むしろ試練の中で模索して先日のような結論に至りました。今でも一生懸命やっているつもりなのに,無茶苦茶な扱いを受けることもあります。確かに,目覚め太さんやドンキーさんが言われるように,自分が今後さらに辛い目にあったらどうなるかははっきり言ってわかりません。確かに,立っていると思う者は倒れることがあるかもしれません。私の知り合いの長老は自分の家族の一人が排斥されると同時に,家族を捨て失踪してしまいました。彼は与えられていた特権に支えられていたようで,自分が長老を降り,特権を手放してまでJWでいることはできなかったのでしょう。別の友人は巡回監督から睨まれ,些細な事柄で奉仕の僕を下ろされ,今は集会には何とか行っている状態です。自分自身確かに様々な特権や責任は励みとなっている面もあるので,それらが全く,しかも不公正な扱い方でなくなったとしたら,どうなるかわかりません。でも一ついえることは,自分とエホバとの関係がどのようなものかが物を言うでしょうね。その時,JWとは他の宗教と全く変わりなく人間が作り出した宗教なのか,それとも背後にまことの神がおられるのかどうか考えると思います。もちろん今は後者の方だと考えていますが,あまりのひどい扱い方をされると,そういう冷静な見方を続けられるかわかりません。ただ,自分が身を持って経験した祈りに答えてもらったと思う様々な事柄や祝福によって自分にとってエホバの存在とその方との関係を強めてきたことは確かです。ドンキーさんが言われるように,組織の不公正や腐敗を正す努力は個人的に試してきました。でも,ダビデが自分の命を何度も奪おうとしたサウル王をチャンスがあっても討たなかったように,どんなに正当な理由があるとしても,エホバの霊によって任命された者に反旗を翻すことは,エホバに立ち向かっていることになることを思い起こさせられました。さらに経験から言うと,明確に原則に反するようなことであれば正してゆけますが,原則に照らし合わせて裁くことのできない事柄の場合,たとえ巡回監督に告発や訴えをしても無駄に終わりました。同じ会衆ではありませんが,一人の若い２世の兄弟は牧羊で一度助言を聞き入れなかったら会衆の危険人物扱いされ,集会に来なくなりました。牧羊した長老が他の兄弟や研究生にまで,彼が危険人物だと言ってしまったからです。今私は彼と連絡を取り合い,何とか木を見て森を見失うことがないように励ましています。木は,人を本当に助ける気のない長老を含む組織の中にいる人間で,林はJWの組織,そして森はエホバ神の宇宙的な組織です。1本あるいは何本かの腐った木を見て,この林はダメだ,森全体がダメだと結論してしまうとしたら残念なことだと思います。言いたいことを勝手に言わせてもらいましたが,みなさんの言われることは本当によくわかります。でも,エホバも否定なさってしまっているのでしょうか。エホバがおられることは信じておられるならば,他にどこにエホバの霊が流れる経路があるのでしょうか。