「啓示の書の最高潮」という書籍がまだ残っていた。赤鉛筆でところどころ短いアンダーラインを引いてあるやつ。書籍研究用に使っていたもの。こんな事を本気で信じていた自分が恥ずかしい。
宗教的な幻覚に必死で意味をつけようとする人たち。大勢が集まって注解など行なっていると、雰囲気にのみ込まれてその気になってしまう弱さ。
だから人間は教育が必要です。知識を得る教育じゃなくて、考え方を習得する教育が。そしてそれは大人になってからでも習得できるものです。難しい本を膨大に読まなくてもできることです。あるひとつの解釈なり見解なりを読んで、へ〜と思ったなら必ずその反対の意見を探して読めばいい。学校のテストの問題と違って世の中のこと、人間のこと、自然のことというのは完成された回答というものにはそんなに簡単にたどり着けないものだから、いったん納得してもそれは「今のところこういうふうに納得している」というスタンスでいるべきだと思う。安易に「これが絶対的な回答だ」などと思い込まないようにしていれば、行動や判断で取り返しのつかないミスを犯さないで済むと思う。
人間の感覚はとてもあいまいなものだということが20世紀に入って確かめられるようになったそうです。人間は目覚めている状態で幻覚を見れるのだそうです。きのうの「クローズアップ現代」で長距離トラック運転手が長時間の運転中に、トレーラーの背面が急接近してくる幻覚を見るようになれば、疲れも限界だ、というコメントをしていた。
この種の幻覚というのは、ほんとうにそこにあるように見えるのだそうです。目をあけていても脳は睡眠状態に置かれているということも現実にあるのです。床の中でなくとも人間は忘我状態に陥ることが実際にあるのだそうです。「脳の側頭葉に電気パルスが発生して、人間は幻覚を見る」ということが明らかになっています。
幽霊の目撃だの、UFOの目撃体験などほとんどはこれで説明されています。医学の知識が一般的じゃなかった時代にはそういう幻覚は幻じゃなく、実際に悪霊のしわざとか宗教的な啓示と受け止められていました。そうした幻はその人の生活環境や時代環境、その人が見聞きしてきた経験、知識などにそって、マリア様が現れたり、悪霊に取り憑かれたり、死んだはずの人に遭ったりといったものの目撃談になるそうです。
聖書の預言の書もそういう面から調査してみる必要があると思う。少なくともハルマゲドンに備えて会社をやめ、厚生年金の支払いをやめ、高校へいくのをやめて、開拓宣教に人生を捧げようとしているなら、まず徹底的に確かめるべきだ。
ぼくも時間にもう少し余裕ができるようになったら、この点は調べておきたいと思っています。
クローズアップ現代で「幻覚」のコメントをきいてふとこんなことを思いました。
宗教的な幻覚に必死で意味をつけようとする人たち。大勢が集まって注解など行なっていると、雰囲気にのみ込まれてその気になってしまう弱さ。
だから人間は教育が必要です。知識を得る教育じゃなくて、考え方を習得する教育が。そしてそれは大人になってからでも習得できるものです。難しい本を膨大に読まなくてもできることです。あるひとつの解釈なり見解なりを読んで、へ〜と思ったなら必ずその反対の意見を探して読めばいい。学校のテストの問題と違って世の中のこと、人間のこと、自然のことというのは完成された回答というものにはそんなに簡単にたどり着けないものだから、いったん納得してもそれは「今のところこういうふうに納得している」というスタンスでいるべきだと思う。安易に「これが絶対的な回答だ」などと思い込まないようにしていれば、行動や判断で取り返しのつかないミスを犯さないで済むと思う。
人間の感覚はとてもあいまいなものだということが20世紀に入って確かめられるようになったそうです。人間は目覚めている状態で幻覚を見れるのだそうです。きのうの「クローズアップ現代」で長距離トラック運転手が長時間の運転中に、トレーラーの背面が急接近してくる幻覚を見るようになれば、疲れも限界だ、というコメントをしていた。
この種の幻覚というのは、ほんとうにそこにあるように見えるのだそうです。目をあけていても脳は睡眠状態に置かれているということも現実にあるのです。床の中でなくとも人間は忘我状態に陥ることが実際にあるのだそうです。「脳の側頭葉に電気パルスが発生して、人間は幻覚を見る」ということが明らかになっています。
幽霊の目撃だの、UFOの目撃体験などほとんどはこれで説明されています。医学の知識が一般的じゃなかった時代にはそういう幻覚は幻じゃなく、実際に悪霊のしわざとか宗教的な啓示と受け止められていました。そうした幻はその人の生活環境や時代環境、その人が見聞きしてきた経験、知識などにそって、マリア様が現れたり、悪霊に取り憑かれたり、死んだはずの人に遭ったりといったものの目撃談になるそうです。
聖書の預言の書もそういう面から調査してみる必要があると思う。少なくともハルマゲドンに備えて会社をやめ、厚生年金の支払いをやめ、高校へいくのをやめて、開拓宣教に人生を捧げようとしているなら、まず徹底的に確かめるべきだ。
ぼくも時間にもう少し余裕ができるようになったら、この点は調べておきたいと思っています。
クローズアップ現代で「幻覚」のコメントをきいてふとこんなことを思いました。