ゲストブック過去ログ:#567

昼寝するぶた

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No.567 自己紹介・・その2 投稿者:デイジー 投稿日:2003/11/26 21:13 現役1世姉妹 自然消滅中でーす  A型  
厚かましくもその続きを書かせて下さい。

大胆にも
「こどもは聖書の原則に従って立派に育てます!」宣言を
親族にした私はそれから 必死でした。
子育てを失敗してはいけない!って思うことよりも
ここでがんばらないと ハルマゲドンで滅ぼされる・・。
それしか頭にありませんでした。

あんなに苦労をして裁判で勝ったんです。
なにが何でも二人のこどもをこの世と一緒に 失うわけは
いかないと心から信じて毎日がんばりました。
組織の提案に忠実に・家の壁は聖句で埋まり・朝は日々の聖句 
・家族研究
・・・皆さんご存じの事ばかりなので 今更この事を書く必要は
ないって思います。
とにかく 熱心に・・。
むちも・・。

娘が6才の時に書いた手紙を今でも私は自分への戒めとして
持っています。

手紙には「ママ なぜむちをするの? もうわるいことはしないから
むちだけはしないでください。」
「ママ なぜ ○○くんには(弟のこと)むちがすくないのに
わたしには こんなにたくさんするの?」
「ママがだいすきです。だから むちはしないでください。」

思い出すだけでも自責の念で心は苦痛にゆがみます。
 今もですがあの日に戻れたら
あんな むちぼうなんて 捨ててやって 自分が良いと思っていた
温かい子育てでたっぷり愛してあげたいって思います。

私は「神への奉仕者」として育てるつもりで
こどもを生んだのではないのですから。
普通に幸せにのびのびと子供らしく育ってもらえれば
十分・・。って思っていたのですから。

とにかく娘は壊れてしまいました。

娘が小学校の低学年の時のクラス写真はとても
悲しそうな顔で写っています。
その頃・・私にはある兄弟の存在で 順調に思えていた生活が
おかしくなっていました。
何度かココにもカキコミをしてしまいましたが
ストーカー的な?ことをされていました。

結局 私の精神状態は完全におかしくなって
体重も10kgは落ちて 過呼吸が起き始めて
家族の頭なのに 自分のことで必死でこどもの事が
目に入らなくなってしまったのです。
そして このままでは霊的に死んでしまうと思い
絶対に会うことができなくなるように県外に引っ越しました。

それは大きすぎる犠牲でした。
生活をしていけなくなるかもしれないのに
私は霊的な命の事しか考えられませんでした。

とても貧しい生活でした。
スーパーに行くとお財布に200円しかなくて
これで何が買えるんだろう・・・。って悩みました。
とりあえず お豆腐?・・でもあと100円しか残らない・・。
そんな毎日でした。
前は毎日のようにお菓子を焼いて 交わりをして
お金に困ることなんてなかったのに。
冷蔵庫にバターなんてありませんでした。
買えなかったから。

同じ会衆の姉妹がカートを押しながら
「あら?お買い物? 」ってニコニコして通り過ぎるとき
私の目は 姉妹のお買い物かごに向くんです。
「今夜はお肉なんだな〜・・・。」って
惨めでした。
ほんとに 惨めでした。
でも 霊的な命のためにはここでしか生きられないって
思い直してきました。

たぶん あの会衆の方々は私がこんなに必死に生きていたことは
感じてもないはずです。
だって 巡回監督の宿舎に誰も申し込まない時があって・・。
長老から
「○○姉妹 姉妹ならやもめだし 気軽だから今回はお願いしますね」
「あっ そうそう監督にはきちんとした お布団を用意していてね。」
「洋服ダンスは 監督のために空っぽ状態にしていてね。
まあ 分かってるでしょうけどね」
・・・・・・・。
断り方を知らない私は もう必死でした。
まず お金がないんです。
どうしよう・・・。
朝のお食事・・。
でも 「特権」と言われて何がなんでも
お引き受けしなくては・・。
そんな状況でした。

また 長くなってしまいました。
ごめんなさい!!
何だか自己紹介がまるで経験談になってしまって
すみません。
でも ここがゲストブックだということで お許し下さい。
明日も書いてしまうかもしれません。
お金がないのに宿舎を引き受けてしまった バカな私でしたが
一生涯忘れない感動的な事を経験できました。
その事から またよかったら聞いて下さい。

ありがとうございました。   デイジー。
 
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