ゲストブック過去ログ:#587

昼寝するぶた

ここでは、昼寝するぶた掲示板の過去ログを並べています。

No.587 自己紹介・・・その7 投稿者:デイジー 投稿日:2003/12/09 00:26 現役1世姉妹 自然消滅中でーす  A型  
読んでいただいてほんとにありがとうございます。
今回で終わりです。
ほんとに 長々と書いてしまいました。
でも この空間があったから今の私はとても穏やかです。
感謝しています。

その日,いつもの通り仕事を終えて自宅に帰り着いたのが
18:30・・。
急いで支度をしながら 10分で着替えてBAGに
案内書  論じる 王国宣教  聖書 ノート 歌の本
えっと・・入れたかな。。 
忘れてないかな・・。
もう いいや 忘れたら 忘れた時だ!
BAGに資料もいれながら 
口は叫びながら 
「○○くぅ〜ん! いるのーー??ママは行くよーーー!!!」
「・・・・・・・・・・・・。」
「いるんなら 返事っ しなさいっ!!」
黙ってる 息子にいらいらしながら 部屋のドアをバタンと開けると
そこには・・・
背中を丸めて 小さくなってお尻から下だけに 毛布がかかって
ベッドで眠っている息子がいました。
(ちなみに180cmあります・息子の身長・・。)

その時です。
わたしの中で ぷつん・・・て ほんとに ぷつん・・て
切れる音がしました。

「何をしてるんだろう・・。
ばかみたい。
なんで 私だけ行くわけ??
なんで 私だけ 助かろうとしてるわけ??
疲れて帰って眠ってる息子に お帰りも言ってあげず
食事も作って上げられず,
なんで 私だけこんなこと してるわけ??
ばっかみたいっ!!」

腹が立ってきました。
自分に
組織に
JWに。
すべてが どうでもよくなりました。
ほんとに あほらしくなってしまったのです。

まいたものは刈り取る・・。
こども達が離れてしまってから・・
これが私のまいたもので やはりエホバは祝福を
してくれなかったんだ。
努力が足りなかった。
きっとそうだ・・。
あの頃 奉仕に出るのが少なくなったから??
奉仕時間が減ったから??
ああ そうだ。。寄付が少なかったから??
いえいえ 予習を,家族研究を毎回きちんと
こなさなかったからかも・・。

どちらにしても 私だけは組織から 離れたらいけない。
みんなから 言われる。
「こどもが離れたから やっぱり・・こういうときが
一番 親は忍耐の時なのにね・・。」

聞きたくない。
噂もされたくない。
私の名前も出されたくない。

何があっても集会だけは行こう。

そう思っていました。
でも 集会では 私はいつも一人でした。
今までは隣に 二人の温かい腕の温もりを
感じていられたのに・。

一人で通うようになって 1年は過ぎました。
会衆には いくつかのグループができていて
座席には・・
開拓姉妹同士
家族
子どもが離れた姉妹達同士
独身の姉妹達
独身のBRたち
・・・
そんな感じで 固まって座っていました。

私は なぜだかいつも 一人でした。
考えてみたら 私は一人でも平気な人間のはずです。
だから 平気なはずです。
王国会館でも・・。

それなのに なぜだか寂しく感じてしまうのです。
でも 声をかけてくれる人もいないし
私から声をかける元気もなくて・・
疎外感は感じていました。

でも その日を境に・・つまりぷつんと音を感じた日から
何か 頭が混乱を始めてしまって
集会にはとりあえず行くのですが
何かこれではない何かを,私はしなくてはいけない・・。って
焦りに似た気持ちが身体中を走って・・。

何をすればいいんだろう・・。

ネット??
御法度・・。
でも でも・・。
何か分かるかも・・・。
でも 見たら滅ぼされる・・・。

混乱している頭の中で 
思い切って初めて検索しました。
最初に開いたのは 情報センターでした。
その情報に愕然となったまま
しばらくは そのサイトばかり読んでいました。

そして少し落ち着いてから 次に選んだのが
「昼寝するぶた」:でした。
可愛くて なんとなくほっとできそうな・・。
そんなネーミングだったので 選んでみました。

それから ずっとこちらにお邪魔したままです。

10月の頭に割り当てがきていましたが
その日 どうしても仕上がらなくて
JWになって初めて ドタキャンしました。
そして 大会も行きたくなくて・・。
でも行くつもりで お弁当のチケットも買っていましたが
それも他人に渡して 私は送迎に徹しました。
その間 ずっと行けなかった美容院にも行って
・・すごく自由でした。

心は固まって 決意となりました。

もう,やめます。 エホバの証人を・・。

今はすっきりです。
仕事が終わってすぐに帰れて 食事を作って上げられて
こんな当たり前の事が もうずっと 15年間できなかったんです。

仕事は調整の連続でした。
私は 霊的非難地からこちらに戻ってから 生活を立て直したいと
決意したので 自営をしています。
もともと持っていた職業を活かして 事業を始めました。
生活が落ち着くまでに 時間もかかりましたが
何とかがんばれています。
でも 何度も集会のために時間変更をしてきました。
その度に 多くの方に頭を下げて 心使いもしてお願いしてきました。

けど そんな努力も当然。
長老は何度もアンケートを取り
その度に 「今度こそ変更しませんから・・。」

その言葉も誠意のなさを感じてばかりでしたが
もう こんな振り回される生活から解放されると
思うだけで嬉しい。
これからは 子どもと一緒に過ごせるから。

私が 組織から離れようと決意したのは
ただこの理由だけです。
「人間らしく生きたい」

そして 霊的破船を被った と思っているかもしれない
会衆のみなさま・・。
デイジーは 今 ほんとに幸せです。

「組織の言ってる・・霊的に強く・・なくてもいいんです。
人間的に 強く生きていきたいから。」

最後まで 読んで下さってありがとうございました。
これからも よろしくお願いいたします。
そしてまた色々と教えて下さい。
心からのありがとうと一緒に・・。 デイジー。
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