ゲストブック過去ログ:#75

昼寝するぶた

ここでは、昼寝するぶた掲示板の過去ログを並べています。

No.75 それなりに得たものはあった 投稿者:もぐお 投稿日:2002/04/08 17:38 元2世兄弟 断絶でーす 壊れた事はないです AB型 30代中盤 神がいても無宗教な人
全知全能であるはずの神が勝手に人間に苦しみを与えておきながら、それをイエスが犠牲になったと理解でき、神を神の望むやり方で愛する事が出来る人間だけが苦しみを逃れ永遠に生き存えるとの考えが中心教理だと理解し、失望して協会を離れました。中学の時です。

今は30半ばなんですがひいき目でなく我ながらよくそんな年齢で母親を含めた今までの全ての人間関係を捨てれるだけの決断を下せたなと思いますよ。しかしそれも考えてみたら当然ではないかと思います。私の場合は小学校に入って直ぐから週5時間の集会とその準備に加え、中一でバブテスマを受けるまで週一で兄弟姉妹に研究を見て貰ったのですから子供とは言えいっぱしの宗教人、修行僧の様な生活を送っていたと思います。これは今考えるとなかなか得難い経験だったのではないかと思います。

それに尊敬に値する兄弟姉妹達との交流の記憶は今考えても有難いものがありました。実際あれだけさまざまな年齢の先輩達に自由に接触できる子供ってのはなかなかいませんからね。そして幸運にもクリスチャンとして真面目に取り組んでおられながらいろいろ自分達が実生活でやるべき事をやっていた人々が回りにいました。

現役の母親とは数年に一度必要な時に会うだけですし、会えば口論になるだけで不愉快なだけなのですが、それは私の母親が特別なのだと思っていました。今まで全くエホバの証人との接触がなくこれほど沢山の元2世の人達が苦しんでおられたなど全く知りませんでした。ぼつぼつと集まってきた情報によると家の母親などはそれなりに協会や会衆の人々の防波堤になってくれていたのではないかと思われる節も出てきてい、複雑な心境です。

完全に断絶状態になってから20年程経ち、急に他の元2世の皆さんが気になり始めました。壊れた事がないなどど強気な発言をしておりますが、本質的なひ弱いには危機感を抱いているのかもしれません。またこれからも立ち寄らせて戴きたいと思いますし、個人的にメールなど戴けたら感謝します。
発言者別リストに戻る
過去ログ一覧に戻る
トップに戻る