ゲストブック過去ログ:#754

昼寝するぶた

ここでは、昼寝するぶた掲示板の過去ログを並べています。

No.754 ふふん、初出没 投稿者:ひろ 投稿日:2004/03/12 02:03 元2世兄弟 不活発で棄教でーす 壊れた事はないです    20代 宗教は必要ない人
堀弁護士って知ってますか。

最近、神戸で殺人事件を起こした、当時14歳少年(彼の名乗った名前を書くのは怖くてイヤ)が仮退院して大ニュースになったでしょ。

あらためてニュースを聞いて、被害者も、その家族も、加害者も、その家族も、関係するすべての人が救われなくて、悲しくて悲しくて、どこにも希望がない事件と思えたのね。

特に、加害者は自分の母親に対して恨みを抱いてて、その母親のせいで自分はそんな事件を起こしたとはっきりいってるのね。
そして多分それは本当なんだと思う。
そうはっきり言われたその母親、そして加害者の父親の気持ちを考えたら、ホントに悲しくなった。それでも、自殺せず、バラバラにならず、「家族」で生活してるの。

その加害者も、愛したい・愛してほしいという気持ちが残ってるからこそ、逆に怒りや憎しみを募らせてるんじゃないのかな?と思った。
本当は愛したい・愛してほしい人が、憎しみの対象になるときの感情の深さ、複雑さって相当なものだと思う。自分でわかるから。

そして、この事件は絶対に取り返しがつかない(二人の命がなくなってるし、加害者の親族の賠償金の債務額は2億円だし)だけに、ほんとに絶望的で、もう考えたくない事件だと思ったのね。

ただ、被害者の女の子のお母さんのコメントを記者会見で読み上げた、代理人の堀 正視という弁護士が、それを読んでるときに泣いたのね。

なんか、そこに救われた気がした。

堀弁護士が、世の中の矛盾・不合理の犠牲になってる人たちと闘っている、社会の無数の人たちの代表に見えた。
そして、そういう人たちが助けになってるかも、と思った。

確かにこの世には、不合理なこと、許せないことが山ほどある。
でも、「社会」は、「一般市民社会」は、そういうものと本当に本気で闘ってくれていると思う。
「そんなことはない」っていう人は、その事実を知らないだけだと思う。
この世には、本当に社会正義のために純粋に努力している人たちがいるし、そういう善と悪のせめぎあいで世の中は成り立っていると思う。


私は、「エホバの証人」の組織は絶対に許せないと思う。
ふざけるな、バカ野郎!!って思う。
でも、ただ思うだけでなく、闘わなくちゃダメだと思う。
少なくとも、自分はこの世の中でいけるとこまでいって、闘うだけ闘いたいと思う。

女の子はともかくとして、男として生まれてきたんだから、そして何らかの能力を与えられて生まれてきたんだから、女々しいことは一切言わず、辛いことがあっても笑い飛ばして、でもあの頃の怒りを忘れず、努力して、努力して、努力して、ガツンと闘っていきたいと思う。

「社会」は、必ず助けになってくれると思う。
そして、自分はそんな「社会」を構成する一部になりたい。
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