ゲストブック過去ログ：#776

「思春期というのは病気みたいなものだ」と心の専門家から聞いた事があった。
　生きる事とか死ぬ事とか恋愛とか親離れとか友情とか。青春のてんこ盛り。そりゃ確かに病気みたいな事ばかり考えるのかもしれない。

成人の発達心理などという話を聞きかじったことがあるけど、成人の発達心理は恋愛が中心なのだという。
そうだった、恋愛の話はいつでもどこでも盛り上がる。
　
　ＪＷ時代は、恋愛に関して私は事なかれ主義だった。
　だって、「○い人が尋ねる質問」（誰も質問しないよ。）を読んだら「・・・」
大会やら集会やら奉仕やらでいっぱい牽制されるし。それはたぶん、JWだった人はよく知っているはず。

　集会後の雑談で、高校生の二世の女の子と20代後半の兄弟が話をよくしていたら、年配の姉妹たちがうわさをしたということを実親一世から後で聞いた。（対象は私じゃないョ！）

でも牽制しているくせに、誰とかが結婚するとかになると、まるで赤毛のアンの世界に出てくる井戸端会議の人たちのように話が盛り上がる。
　
十代→若いというだけで注目を集めているような自分自身の存在そのものが嫌だった。
予習をあまりしないくせにおしゃれをしすぎたら怒られた。

でも、今はどうでもいいかもしれない。
過去を振り返るとそうした記憶の中に思考がもぐりこんでしまって現在が見えなくなってしまう。

今まであったことは全て夢まぼろしだったような気になることがたまにある。

でも、よっぽどのことがない限り、朝はまた来て、日はめぐりゆく。