毎日一人ぼっちの御飯は寂しいだろうから、
好きなものばかりで栄養も偏るだろうから、
週に一度、お母さんを夕飯に招待しよう。
毎週にこにこしながら、お母さんはやってくる。
会衆の姉妹にも自慢してるらしい。
「娘が御飯を作ってくれるんだよ。」って。
「この間あの姉妹がね、」
「昨日の集会でね、」
嫌な気持ちなんて、顔には出さないよ。
聞きたくないけど、きちんと相槌。
御飯の支度が整って、さて、いただきます。
「ぶつぶつぶつ、」
お母さんのお祈りが始まる。
分かっているけど、胸が痛い。
お母さんは今、私の目の前で、
早く新しい天と地が来ますように、
この体制が一日も早く滅ぼされますようにって、
心から祈ってるんだよ。
お母さんは、一日に何度も、こうやって、
私の死を、祈ってるんだよ。
お母さん、今日の料理はすごく時間がかかったんだよ。
お母さんの喜ぶ顔が見たくて頑張ったんだよ。
お母さん、一人で楽園に行ったって、
私はいないんだよ。
たとえ残り少ない年月だっていいから、
お母さん、
あなたと心のままに語り合える日が、
一日も早く到来しますように。
それが私の、たった一つの祈り。
好きなものばかりで栄養も偏るだろうから、
週に一度、お母さんを夕飯に招待しよう。
毎週にこにこしながら、お母さんはやってくる。
会衆の姉妹にも自慢してるらしい。
「娘が御飯を作ってくれるんだよ。」って。
「この間あの姉妹がね、」
「昨日の集会でね、」
嫌な気持ちなんて、顔には出さないよ。
聞きたくないけど、きちんと相槌。
御飯の支度が整って、さて、いただきます。
「ぶつぶつぶつ、」
お母さんのお祈りが始まる。
分かっているけど、胸が痛い。
お母さんは今、私の目の前で、
早く新しい天と地が来ますように、
この体制が一日も早く滅ぼされますようにって、
心から祈ってるんだよ。
お母さんは、一日に何度も、こうやって、
私の死を、祈ってるんだよ。
お母さん、今日の料理はすごく時間がかかったんだよ。
お母さんの喜ぶ顔が見たくて頑張ったんだよ。
お母さん、一人で楽園に行ったって、
私はいないんだよ。
たとえ残り少ない年月だっていいから、
お母さん、
あなたと心のままに語り合える日が、
一日も早く到来しますように。
それが私の、たった一つの祈り。