毎日が夏休み 掲示板過去ログ:#3457

昼寝するぶた

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No.3457 友人 投稿者:あらら 投稿日:2006/03/29 12:26 元1世姉妹 自然消滅中でーす   50代前半 
昨年末の事、ある活動グループの月2の定例会後の帰り道、新人2年目のとても明るく元気なAさんと一緒になった

彼女は新人挨拶の時、真っ赤なバンダナを頭に巻いたおしゃれな可愛いい印象の小柄な40代の主婦

喫茶店でコーヒーでも飲みましょうか?ということになって入ったのだが禁煙席がなく「喫煙席でもいいよね?」と何気なく聞いてみたら「だめなんだ・・」

他の喫茶店を捜しながら歩いていたら彼女が「ごめんね〜私・・肺がんなんだ!」いとも簡単に言う・・「何言ってるのよ〜!」と言いながら・・彼女の頭が最近カツラになってるのに気がついた・・・

コーヒーを飲みながら「もうすぐ新しい治療に入るから来年の新年会は出られない」と言う・・

昨日彼女が定例会が終わる時間を見計らって会いに来てくれた、3〜4ヶ月ぶりに・・

「外に出ないから色白なったでしょ?食べられないからスリムになったでしょ?」言葉をみつけようとしている私に・・先に彼女がしゃべる・・

1ヶ月入院していて今度ばかりはもうだめかと思った・・と言う
モルヒネのお世話になってるんだ・・と言う
痛みからの解放に死にたいと本気で思った・・と言う
吐き気との闘いだったよ・・と言う

退院してやっと家でも起きられるようになって・・少しずつ歩けるようになって・・真っ先にココに来た・・・と言う

4〜5人で彼女を囲みながら・・なんとか彼女を励ますつもりなのか、皆が自分の事故や病気自慢の発表会になっていった・・

彼女はうなずきながらも最後にポツンと言った「そうなんだよね〜・・でもさ・・みなそれは・・治る見込みがあるから耐えられるんだよね・・」

同期の仲間と話したいだろうからと思い「先に帰るね」と言ったら彼女が寄ってきて「あららさん遠慮しないで電話頂戴な、私自分を気に掛けていてくれる人がいると思うだけで頑張れるんだから・・」

帰り道一人になったとたん泣けてきた・・

今在る身体と心・・どんなに壊れていても・・治る見込みがあるなら・・・大切に・・・しよう、

軽い話題でなくてごめんなさい。

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