毎日が夏休み 掲示板過去ログ:#3808

昼寝するぶた

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No.3808 長老さん♪ 投稿者:小梅♪ 投稿日:2006/10/03 23:03      
あと巡回監督に別に頭なんか下げた事はないですね。 

へえ、そうなんですか。

わたしがいた会衆じゃ、主宰監督はね、へいこらしてました。
日頃はね、すんごい関白なんです。奉仕でもね、「援助だ」って言って、取り決めもないのに独身の姉妹とペアになりたがるんです。
で、証言の仕方とか、紹介の言葉とかで、いちいちこっちのやり方を批評して訂正させるんですね。これがかなり悔しいんです。奉仕に役立つ助言じゃなくって、ただ単に自分が上であり、自分がわたしたちの上司、あるいは教師だあっていうことを思い知らせるだけの目的でした。それこそ「箸の上げ下ろし」まで口を出す人でした。

それが、巡回訪問となると、ころっと「かわいく」なっちゃってね。慣れない愛想笑いを演壇からふりまくわ、率先して歓迎に立つわ、トイレ掃除はするわでね。でも、開拓者がどどっと降りたあとの訪問では、しっかり巡回監督からお灸据えられたみたいで、土曜日の午前の奉仕ではげそっとしていました。後が怖いんですよ、こういう場合はね。

若輩なりにあの頃は、開拓降りるかどうかなんて成員個人の判断なのに、なんで長老が責められるのかな、変だな…って思ったものでした。長老なんて威張っていても、結局は「小官僚」みたいなもんなんだな、という感想を持ちました。でもやっぱり会衆じゃいろいろ仕切れるし、演壇に立つと水を得た魚よろしく元気になって、正真正銘「説教」をしていましたから、主宰はあんなことに生き甲斐を得ているのかなって思ってました。

90年代になると、若い巡回監督が増えてきましたよね。確かに、話すことに重みが減ってきましたよね、ああなると。それでもウチの主宰は、上げ膳扱いでしたね、巡回監督に対しては。寂しい人だなあって感じました。まじめなんでしょうかね、ああいう主宰は。それとも中身が全然ない人だったんでしょうか。お追従する人って、傍目にはとっても矮小な人間に見えるものです。

本人が矮小に見えるのはその人自身の問題だから、どうぞご勝手に、ですむんでしょうけれど、でもやっぱり主宰監督は会衆に影響を与えます。またなまじ「キリスト教」に入れこんでいる硬直思考の姉妹たちにもね。主宰監督が独裁的であればあるほど。権威者が気まぐれにふるまうと、盲目的な追従者たちは、自分で考えたり、判断したりすることができなくなってゆきます。かんしゃくを怖れたり、みんなの前で辱められたりすることを避けようとして、権威者の顔色を窺うことに一生懸命になるんですよね。

わたしは、こういうのって、非人道的だと思っています。自分で生きていく自信を、第三者が壊してしまうことじゃないかって思うんです。だから、あんまり裏表のギャップのある長老って、ちょっと責任が重いと思うんです。主宰を務める以上は、心の奥底では醒め切っていても、自分の影響力を考慮に入れて、キリスト教徒をやりたい人たちの依存心を裏切らないように、熱心な証人を演じきってほしいな。たとえまじめな成員が少なくってもね。

いえ、少ないからこそ、そういう人たちの「信仰」を尊重してあげてほしいです。裏表使い分けてるズルイ姉妹連中なんていう、生きることに不誠実なやつらの方こそ放ったらかしていいんです。まじめにつきあう価値のない連中ですから。でも、愚かとはいえ、真剣にキリスト教徒やっている人たちはそれなりに気持ちをくんであげて、彼女らの幻想につきあってあげてほしいです。他で生きていくことのできない、「壊れた」人たちなんですから。そういう人たちを支える仕事なら、たしかに意味は大きいといえるんじゃないでしょうか、主宰という仕事もね。
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