【母親と絶縁】
母親とは子供が産まれたことをきっかけに完全に絶縁しました。理由は、母親が私をJWに戻したい執念で、「将を射んとすればまず馬を射よ」のことわざ通り、私をJWに戻すために私の妻に対して証言するのを続けて来たからです。
それまでこの証言のせいで何人もの女性に振られて来ましたが、母親は私の連れてくる女性に対する証言を絶対にやめなくて、いくら大喧嘩しても絶対にあきらめない執念の母親でした。
あまりの執念深さに、これもこの親から生まれた因果の一つとある意味あきらめていましたが、今度は自分に子供が出来て、自分が新しい家族の長として責任を持つ立場となれば話は別です。私は子供を守るために母親と完全に絶縁しました。
親戚一同にもそれを伝え、母親が生きている限り会う気は無いし、死んでも葬式には絶対に行かないし(王国会館での葬儀になります)、親戚一同が3回忌の法事などをしても絶対に参加しない旨を伝え、必要なら親戚一同とも絶縁する覚悟であると伝えています。そしてこれは家長としての私の責任の取り方だと思っています。
JW時代に「蒔いた種を刈り取る」って教わりましたが、私の母親は自分の蒔いた種を刈り取り、自分の子供に完全に絶縁されたのでした。因果応報ですね。
ちなみに、直接の絶縁の原因は秋の再訪問です。毎年秋になると、「組織から離れた人を再訪問しましょう」って王国宣教に必ず出ますよね。そうすると、毎年秋になると必ず始まるのが親子の大喧嘩なんですよ。
母親はそうしないと、神に対して自分の良心が絶対に納得しないし、私は、「そういうのはあんたの自分勝手だ」って思うし。いくら話し合っても無駄の、永遠の平行線でした。
そして妻が妊娠したときに、「胎教にいいからこれを読みなさい」って大量の組織の書籍を持ってきた時に私の腹が決まりました。
私は自分の子供にだけはJWという宗教に興味を持って欲しくないと思っています。それは、もし私の子供がJWを信じた場合、まだ生まれてこない私たちの孫が不幸になるのが目に見えているからです。
しかしそう言うことをいくらしつこく母親に言っても完全に無駄でした。母親は王国宣教の指示に従って、秋になると必ず私たち夫婦を再訪問します。いくら母親と話し合っても無駄だから次は殺すしかない。でもそういうのは絶対に嫌だから母親と絶縁しようと決めました。
ま、ご本人は信念持って生きてるんだから仕方がないですよ。交渉には絶対に応じないし、何を言っても無駄なんだもん。JWって真面目に信仰すればそうなる宗教なんだから、それについてぐだぐだ言ってもしかたがないですね(^_^;)
【近況】
それからまたいろいろあって大西洋行きの鮪仲積み運搬船に乗り、インドネシアで海賊に襲われたり、シンガポールで機関長として長期駐在することになったりしますが、現在は東京湾で貨物船の機関長をやっています。ちなみに今乗っている船は8隻目(6社目)になります。今の会社は落ち着いている会社だから、定年までこの会社でのんびりしたいと思うけど、私に限ってわからないなぁ・・・
まぁ、今までなんとかやってきたから、これからもなんとかなると思ってますよ。他人から見れば波瀾万丈の人生だけど、前半最悪で後半最高の楽しい人生だったから自分では全然後悔してないです。逆にいろいろ経験できて楽しかったですね。
生きてるより死んだ方がましだと思うほどの、JW組織の教える死の恐怖の教義に縛り付けられて、生き残るためにエホバの証人として嫌々生きる宗教人生より、自分の人生を充分に楽しんで、後で一切後悔無しで寿命で死んでいける普通の人生の方が全然幸せです。それに、今まで自分がやりたいと思った事は全部やってきたしね。
で、そう言うと必ず「じゃ、結局あんたは昔エホバの証人をやってて良かったんじゃない、そのおかげで後でいろいろと人生を楽しめたんだろ。」な〜んて訳知り顔でこともなげに言う、世間知らずで脳天気なネットのアホ現役には、
プロバイダのIPアドレス調べ上げて、友人のハッカーに頼んで住所調べ上げて、そいつの家のドアをピンポンして、思いっきり顔をぶん殴って首絞めあげてケツにケリ入れてやりたくなりますよ。(苦笑)