昼寝するぶた 掲示板過去ログ:#3027

昼寝するぶた

ここでは、昼寝するぶた掲示板の過去ログを並べています。

No.3027 おとなしい子の親が羨ましかった。 投稿者:さふらん 投稿日:2003/05/17 13:37     
本心からムチをしたい親なんているのでしょうか?(もしいたとしたら、正常ではありませんよね)JWに関わった親は組織の教えを信じてしまったが為にやむなくしていました。最初は葛藤があったと思います。まず、乳飲み子や幼子が大人と一緒に1時間も2時間もじっとしていられるわけがないのです。ましてや男の子は活発ですから。

それを、研究生時代から、子供がぐずぐず言い出すと司会者が促すようになります。だから、つくねさんは本当に恵まれていましたね。おとなしいお子さんに感謝ですね。(何か飲ませたみたいにおとなしいなんて・・・、この表現にも笑いました。何飲ませるとおとなしくなるの?そういう物があたら、ムチなんてしないで済んだのに・・・)

今思うと、この家庭聖書研究などというものだって、JW組織の格好な罠のようなものです。本当に聖書を学びたかったらその手の本は幾らでも手に入ったし、教会に連れて行けば奉仕をしている方たちが子供を見ていてくれて(あるいは牧師の妻のような方が)幾らでも聖書を学べたのです。ムチなど不必要な物でした。

私は聖書自体を学びたかったのです。子供にムチなんてしたいわけではなかった。今思うと悔やまれて悔しいです。すっかりマインドコントロールにハマッテしまいましたね。そもそも、初っぱなから教会はサタンだ、でしょう?「あなたを幸せにする家族生活」(でしたっけ?)これを信じてしまいましたよ。

ある時気が付きました。(もう離れる少し前ぐらいです)
なにが、「あなたを幸せにする家族生活」なんだ!って。
ちっとも幸せになんかなってないじゃん!って。
集会と奉仕に明け暮れる毎日。子供に楽しみも与えられず、夫に対しては上辺だけの従順な妻。精神的に追いつめられていきました。

会衆の中の聞きたくもない姉妹達の下らない話。自分の正直な気持ちを伝えることの出来ない雰囲気。
姉妹達の上辺だけの励ましの言葉。疑わしげな、人を裁いているようなまなざし。もう、うんざりでした。

それでも、組織自体には間違いなんてあろうはずもないと、信じて疑いもしませんでしたので、矛盾しているのですが、これがマインドコントロールだったんですね〜。

だから、ムチだって、最初は不承不承でしたが、そのうちにある種の信仰を持ってするようになっていたんですね。長い間ムチをしたことなど後悔もしませんでした。離れてから、子供が精神的におかしくなってしまったときも、まだそのことに気が付かない愚かな母親でした。このときですら、まだJWのマイコンから開放されていなかったんだと思います。

だから、つくねさん、本当に早く気が付いて離れられて良かったですよ。今は幼子なのでおとなしいだけでムチは必要ないかも知れませんが、子供は成長しますから、必ずJW用語の<不従順>という、普通のこどもなら当然許されるほどの態度でも、JW的には許されずムチが必要になってくるかも知れないからです。

長くなってしまいましたが、おとなしい子の親が羨ましかった母親の話でした。
発言者別リストに戻る
過去ログ一覧に戻る
トップに戻る