まだバプテスマを受けていない組織の教理を勉強中の人、信者予備軍。「○○さん」と呼ばれる
JWに反対している人の事を言う。信者は反対者と会話する事を禁止されていないが、論破されそうになったら逃げるように指導されている。
一度JWの事を学んでから反対者になった人のこと。元研究生であれ元兄弟であれ元姉妹であれ、一度JWのことを学んだ上で反対する人を背教者と言う。信者は背教者と話し合うことを禁止されている。
未信者のことを言う。世の人でJWに反対している人(未信者の夫など)は反対者なので表面上はにこやかに対応し、腹の中では警戒している。
バプテスマ(献身)とは神と人間の個人契約のことで、それからの人生を神に捧げることを誓った信者が受ける儀式。勉強がある程度進んだら長老にバプテスマを申し込み、長老団による口述試験の後でバプテスマを受けれる。筆記試験の時代もあった。
バプテスマの儀式とは、腰まで水を張ったミニプールで術者が信者に施行する水没儀式で、信者は右手で鼻をつまんで左手で右手首をつかみ。息を大きく吐き、横に立ったバプテスマ係が信者を背中から水没させ、数秒後に引き上げる。
JWの教理では信仰がないと神の力によりプールでちゃんと沈まないと言われ、ちゃんと沈まなかったためにショックを受けてJWを辞めた人もいる。
意外と汚いバプテスマプールの水
大会会場ではバプテスマ用に腰まで水を張ったミニプールが複数用意され、事前のシャワーは無い。そしてバプテスマの儀式は男性が先で女性が後の順番で水に浸かるがそれには理由がある。これは女性がミニプールの水を生理の血で汚す場合があるため。
バプテスマを受けるのは早い子で女の子は小5、男の子は中2くらいからになるが、若い女性は自分の生理の扱いに慣れていないためミニプールの水を生理の血で汚す場合がある。そのためにプールは複数用意され、水が生理の血で汚れた場合はそのプールを使用中止として別のミニプールで儀式を続行する。なので女性達は大量の男性の汗と油で汚れた水でバプテスマを受けることになる。
なお、1度の大会で300人以上がバプテスマを受けた時代はそんなことを言っていると用意したミニプールが全部使えなくなってしまい、全員がバプテスマを受けれなくなるので係員達はプールの水が生理の血で汚れたことをナイショにして儀式を続行した。
バプテスマの儀式が終わった後の水はものすごい汚水で、さまざまな異物が浮いているので、バプテスマを受ける時は早めに列に並んだ方が正解。
布教活動をして、反応があった一般人の家をまた訪問する行為を「再訪問」と言い、再訪問を何回も繰り返して、ものみの塔に興味を持った一般人と組織の出版物の内容を勉強する行為を「聖書研究」と言う。聖書研究する一般人を「研究生」先生になる伝道者を「研究司会者」と言う。
この場合、組織の出版物が教科書で聖書は英和辞典程度になる。聖書そのものの勉強より組織の教理を丸暗記することが何より重要になる。
ものみの塔:JWの教理を一般人に理解してもらう広報目的と、信者がこの中の一部の記事を使って教理を勉強する教科書を兼ねている冊子で、ものみの塔研究という集会で使う教科書。
目ざめよ!:主としてJWのライフスタイルを一般人に理解してもらう目的で出版される冊子で、JW組織の広報と教理の参考書を兼ねている。
書籍:JWの所有する印刷所で印刷製本して出版した各種の本を書籍と言う。聖書研究という集会で使う教科書。
王国宣教:「わたしたちの王国宣教」という名前で、信用できると判断された信者にのみ配布されるJW組織の機関誌。A4版で4〜8ページぐらいのチラシ状のもの。奉仕会という集会で使う教科書
新世界訳聖書:JWの使う聖書は一般に流通している聖書ではなく、JWが独自に翻訳した英語版の聖書を新世界訳聖書と言う。この聖書はJWの教理に合わせて都合良く翻訳している悪翻訳だと聖書の専門家達から批判されている。日本語版の新世界訳聖書は英語版の新世界訳聖書を一語一語の意義を忠実にたどって逐語翻訳した叉翻訳聖書。
出版物:冊子、書籍、機関誌、トラクト(宣伝ビラ)などをまとめて出版物と言う。全ての日本語の出版物は英語版の出版物を逐語的に日本語に翻訳している。ごく一部だけ日本独自の出版物や、日本語翻訳文の中に紛れ込んだ日本独自の記事があるが、その見分けは誰にもつかない。
世界中のJW信者と世界中に分散しているものみの塔協会が融合した集合体。