昼間、やっと子供が寝付いてほっとした頃とか、夜勤明けで熟睡している時にピンポンピンポンピンポン呼び出され、頭に来て「もう2度とうちには来ないでください!」とはっきり言われた時に初めて「訪問拒否された」と判断されて、その後数ヶ月だけは伝道に来なくなる状態を訪問拒否と言う。
しかし、数ヶ月経った頃に「もしかしてあれから気がかわったかもしれない」と判断されて性懲りもなくまた来る。伝道の撃退法は、相手の脳味噌がちゃんと理解出来るように、明確にはっきりと「2度と来るな!」「2度と電話するな!」と言うしかない。
もしあなたにJW経験があるなら「私はだいぶ前に断絶届けを提出して断絶したんだけどいいんですか?」とか「俺、だいぶ前に背教で排斥されちゃったんだよね」などと言うと、あなたは悪霊に取り付かれたサタンの手下だと判断されて2度と来なくなる。(たぶん)
私のうちにもたま〜に来たんだけど、私は信者と友好的にかつ微笑みながら温厚に会話しつつ、「ものみの塔が国連のNGOに加盟したことを知ってますか?聖書に書いてある『緋色の野獣に乗った娼婦』ってどういう意味でしたっけ?私はだいぶ前に組織を辞めてるからもう忘れちゃった」とか「アメリカのものみの塔が株式会社だって知ってますよね。ものみの塔が軍事産業株を運用してて戦争に協力していることをどう思います?」とか「ブルガリアでは輸血が解禁されてるんですよね。当然のことながら日本でも輸血は解禁されたんですよね?」などと言って遊ぶのが好きだからなのか、それ以来うちには絶対来ない。(T-T)(T-T)(T-T)(T-T)(T-T)(T-T)(T-T)(T-T)(T-T)(T-T)(T-T)(T-T)(T-T)(T-T)
組織により定められた一ヶ月の規定時間以上の布教活動をする伝道者達のこと。特別開拓者、正規開拓者、補助開拓者という3つの制度がある。(以前は学生の夏休み用に休暇開拓者(90時間)という制度もあった)
私が現役だった時代は、
『特別開拓者』は月に240時間以上(現在は140時間)の布教活動をする義務があり、240時間を30日で割ると一日8時間の活動時間になり、そのままだとバイトしても食っていけないので、組織から生活補助金として、約2万円の補助金が出る。(現在は6万円程度らしい)
『正規開拓者』は月に120時間(現在は70時間)以上の布教活動をする義務があり、120時間を30日で割ると一日4時間の活動時間になるので、正規開拓者は兄弟しか出来ない。(現在は時間が減ったので姉妹でも出来る)
『補助開拓者』は月に90時間(現在は50時間)以上の布教活動をする義務があり、90時間を30日で割ると一日3時間になる。兄弟姉妹の開拓者入門用に最適。
開拓者希望者は申し込んでから2ヶ月の時間達成実績が必要で、達成できれば3ヶ月目から開拓者と呼ばれるようになる。(現在は申し込んですぐらしい)
特別開拓者はエリート信者,正規開拓者は一応エリート信者とされ、補助開拓者は兄弟姉妹のやるべき当然の義務とされる。兄弟姉妹になって一回も開拓者にならない信者は会衆の成員から白い目で見られ、やがていじめられるようになる。(これは今も同じ)
独身の若者の兄弟姉妹が特別開拓者や正規開拓者になると「必要のある大きいところ」という名目で、信者の少ない過疎地域の会衆に開拓者として派遣される場合がある。これはJWのエリート教育の一環。
派遣された会衆側では若者兄弟姉妹をエリート官僚並に崇めた扱いをしてくれるが、その反面「若造が偉そうに能書き言いやがって」という末端信者の反発ややっかみもすごく、「必要のある大きいところ」に派遣されたせいで精神的に不調になり、ぼろぼろになって元の会衆に帰って来る信者が多い。
そして帰ってきた元の会衆でも「必要のある大きいところから帰って来た偉い人」ということでエリート官僚並に崇め奉るので、さらに精神的にぼろぼろになり、最終的に不活発になる信者もいる。