*** ものみの塔 97 11/1 27-8 『あなたの貴重なものをもってエホバを敬いなさい』―どのように? ***
今日の「自発的な捧げ物」今日どうすれば,自発的な捧げ物をする喜びにあずかれるでしょうか。現在世界中で進行している最も重要な業は,王国を宣べ伝えて弟子を作る業です。(マタイ 24:14; 28:19,20。使徒 1:8)エホバは,王国の地上の関心事をご自分の証人たちに委ねることをよしとされました。―イザヤ 43:10。

エホバの証人が今日行なっている業を賄うために金銭が必要であることは明らかです。王国会館,大会ホール,支部事務所,工場,ベテル・ホームの建設や維持には,お金がかかります。聖書や聖書に基づく出版物をさまざまな言語で出版し,配布するにも費用がかかります。こうした組織上の支出はどのように賄われるのでしょうか。全くの自発的な寄付によってです。

寄付の大部分は,イエスの目に留まったやもめのような,資金のごく限られた人々からのものです。それらの人は,エホバを敬うこの面にあずかり損なうようなことはしたくないので,「彼らの実際の能力に応じて」,時には「実際の能力以上」のことをして少額の寄付をしています。―コリント第二 8:3,4。

使徒パウロはコリントのクリスチャンに,「各自いやいやながらでも,強いられてでもなく,ただその心に決めたとおりに行ないなさい。神は快く与える人を愛されるのです」と述べました。(コリント第二 9:7)快く与えるには,よく計画することが必要です。パウロはコリント人にこう述べました。「週の初めの日ごとに,各自その都合がつくところに応じて,幾らかを別にして自分の家に蓄えておき,わたしが到着したその時になって募金を行なうことのないようにしなさい」。(コリント第一 16:2)同じように,今日,王国の業の促進のために寄付をしたいと願っている人たちは,収入の一部をその目的のために個人として自発的に取り分けておくことができます。

「自発的に」という言葉を使った詭弁
寄付も献金も個人が自発的にするもの。JWだけがやっているわけではない当たり前の事を、わざと「自発的に」と表現して他宗教との差別化を図り、キリスト教会や他の宗教団体は腐っていて、JWだけが清いとイメージさせるための詭弁。

※『時には「実際の能力以上」のことをして少額の寄付をしています。』
これは、大金持ちから見ればたいした事がない小額の現金を、貧乏人は全力をあげて支払えという意味。ものみの塔協会は貧乏人に自分の生活を破綻させろと言っている。

こういうのを信者に対する「計画的な寄付の強制」と言う。ものみの塔協会は「キリスト教会が礼拝の時間に献金盆や献金袋を信者の間に回して寄付を強制している」と批判する資格はない。


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