D・カーネギー著「道は開ける」
"How to Stop Worrying and Start Living" by Dale Carnegie
この本は、自分の進むべき道が見つからなくなった時の脱出方法と、鬱になりがちな自分の【心】のコントロール方法が書いてある本です。
私は15歳の時にこの本を見つけれたおかげで自殺せずに済みました。そしてこの本に書いてある事を読んで、全部納得した上で、長い時間をかけて自己改造して、自分の生き方や考え方を全部変えて来ました。冗談でも大げさでもなく、私が今まで生きて来れたのはこの本のおかげです。
15歳の時に、たまたまこの本を見つけることが出来たから、プロフィールに書いてあったような、JWを辞めてからのめちゃくちゃな先の見えない状況でもちゃんと生きて来れました。
私に効果があったからあなたにも効くはずだ、なんて思い上がった事は言いませんが、あなたが私と同じタイプの、他人の立場に立ってもの考える癖があって、神経質で内向的な性格の元JW経験者なら一読する価値のある本だと思いますよ。
この本はずーっと昔から売っている本です。どこの本屋にも必ず置いてありますから店頭で見かけた人もいるでしょう。でも今の若い人はこの有名な本を知らないみたいですね。
今まで私が元JWのオフ会で会った人や掲示板で知り合った人で、心の壊れ方が特にひどい神経質で内向的なタイプの元JWさんには、必ずこの本を薦める事にしてきました。同じ元JWさんでも、性格やタイプが全然違う人や、JW問題の山を越えた人に勧めても「ふーん、面白そうな本だね」で終わりでしたが、他人の立場に立ってもの考える癖があって、神経質で内向的なタイプの人が鬱になって心がぐちゃぐちゃに壊ている時には効果抜群で、鬱状態がみるみる回復していく人が多かったです。
JW経験者全員に合う本とも思えませんが、他人の立場に立ってもの考える癖があって、神経質で内向的なタイプのJW経験者の鬱状態の回復に非常に効果がある本なので、ぜひ一度、買う前に本屋で立ち読みか、図書館で読んで、気に入ったぜひ読んでみてください。絶対に銭を無駄には使わせません。なぜならこの本を読む時のノウハウまで公開するからです。
この本には何が書いてあるかと言うと マタイ伝6:34の、イエス・キリストが山上の垂訓で言った有名な聖句である「明日のことを思いわずらうな」の事が詳しく書いてある本で、JWの教義では絶対に教えてくれない、イエス・キリストが言った言葉の意味を基本にして考える普段の物事の考え方の提案、ただそれだけの本です。
マタイ6:34
「次の日のことを決して思い煩ってはなりません。次の日には次の日の 思い煩いがあるのです。一日の悪い事はその日だけで十分です。」(新世界訳)
「あすのことを思い煩うな。あすのことは、あす自身が思いわずらうであろう。 一日の苦労は、その日一日だけで十分である」(1962年の ものみの塔に書いてあった文語訳)
「あすのための心配は無用です。あすのことはあすが心配します。 労苦はその日その日に、十分あります。」(日本聖書刊行会、新改訳)(私はこれしか持ってないから、ついでに書いておきました)
この有名なイエス・キリスト山上の垂訓の聖句ですが、現役時代になんて教わりました? 私が現役兄弟だった時に教わったのは、「王国を第一にして自分のことを考えないようにしなさい。」でした。これは現役にとってものすごく大事な聖句ですから、今もそうですよね。
で、私はJW組織の聖書解釈なんか完全に忘れてますから、組織の教えを覚えている最近JWを辞めたばかりの元姉妹に、JW組織の言う現在の正しい聖書解釈を確認してもらいました。それが以下の文です。
(引用は私が元姉妹に書いたメールでの質問です。私は資料が何も無しの船内生活をしてますので、読んでくれる人にソースを提供するのが大変です。)