*** 若い人が尋ねる質問 (1989年) 21 2 なぜ両親はわたしを理解してくれないのか ***
ご両親の言われることをよく聴き,どんな尋ね方をされても,質問に答えましょう。 問題を正そうとするあなたのまじめな態度に,ご両親はきっと感心されるに違いありません。(コリント第二 7:11と比較してください。)それでも,あなたが当然受けるべき懲らしめを受け入れる用意がなければなりません。「確かに,どんな懲らしめも当座は喜ばしいものに思えず,かえってつらいことに思えます。しかし後には,それによって訓練された人に,平和な実,すなわち義を生み出すのです」。

*** 若い人が尋ねる質問 (1989年)29 3 どうすれば親はもっと自由を与えてくれるのだろうか ***
ある程度自主性を持つのはよいことですが,家族の絆を犠牲にしてまでそれを得ようとしてはなりません。相互の理解や寛容,また敬意に基づいた,より大人らしい土台の上に両親との関係を築くには,どうすればよいでしょうか。一つには,敬意は敬意を生みます。使徒パウロは,「わたしたちには自分と同じ肉身の父がいて,わたしたちに懲らしめを与えても,わたしたちはこれを常に敬いました」と言ったことがあります。(ヘブライ 12:9)

*** 若い人が尋ねる質問 (1989年)60 7 家を出たほうがいいだろうか ***
問題に関するご両親の見方や考え方は,あなたの見方や考え方とは一致しないかもしれません。しかしご両親には,「エホバの懲らしめと精神の規整とをもって」あなたを育て上げる責任があるということを考えたことがありますか。(エフェソス 6:4)ですから,宗教的な集会にあなたが一緒に行くことや,さまざまな活動を共に行なうことを強く求めたり,他の若者との交わりを制限したりされることさえあるかもしれません。(コリント第一 15:33)それはあなたが反抗したり,家出したりする理由になりますか。あなたにも,「あなたの父と母を敬いなさい」という責任があるのです。―エフェソス 6:1-3。

それに,家出によって解決されるものは何もありません。

注:このようにムチと知識で子供の心を縛り上げ、宗教から逃げれないように育てられる。

最近もJW家庭では相変わらず子供をムチで叩いているようですが、ムチを指導する立場の姉妹達の状況は元1世の姉妹達からいろいろ直接聞けますが、それはどんなに早くても1年以上前の話になってしまいます。ですから今現在、JW家庭の中で躾という名目で子供にどういう事が起きているのか、外部の人間には詳しい状況はわかりません。なんでもかんでも情報統制するのがJWのお家芸ですから、今のムチの詳しい状況がわかるのは数年後になるでしょう。

恐怖の80年代から90年代のムチについては、当時の私はJW信者ではありませんでしたし、当時のムチの状況を一切目撃していませんので意見は控えます。この時代のムチの話や当時の2世の子供達の状況については元2世の秋本弘毅さんが、「エホバの証人の子どもたち」という本を書いていますので、そちらを読んだ方がよくわかると思います。

著者名 秋本弘毅
書名 エホバの証人の子どもたち
出版 わらび書房
定価 \1800+税

著者の主催する、【エホバの証人の子供達のホームページ】の本の紹介ページ
http://www.alles.or.jp/~philip/book.html

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