そして、神の恵みよる贖いを受ける必要があります(ローマ3:23-24、エペソ2:1-6)。

*** 新世界訳聖書 ローマ 3:23-24 ***
23 というのは,すべての者は罪をおかしたので神の栄光に達しないからであり,24 彼らがキリスト・イエスの[払った]贖いによる釈放を通し,[神]の過分のご親切によって義と宣せられるのは,無償の賜物としてなのです。

*** 新世界訳聖書 エフェソス 2:1-6 ***
1 さらに,あなた方は自分の罪過と罪にあって死んでいましたが,そのあなた方を[神は生かしてくださいました]。2 あなた方は,この世の事物の体制にしたがい,また空中の権威の支配者,不従順の子らのうちにいま働いている霊にしたがって,一時はそうした[罪]のうちを歩んでいました。3 そうです,それら[不従順の子ら]の中にあって,わたしたちは皆,一時は自分の肉の欲望にしたがって生活し,肉と考えとの欲するところを行なって,ほかの人々と同じく生まれながらに憤りの子供でした。4 しかし,神は憐れみに富んでおられ,わたしたちを愛してくださったその大いなる愛のゆえに,5 わたしたちが罪過にあって死んでいたその時にさえ,キリストと共に生かし―あなた方は過分のご親切によって救われているのです― 6 また,キリスト・イエスとの結びつきにおいてわたしたちを共によみがえらせ,天の場所に共に座らせてくださったのです。

生まれつきの人間は正しいことを行なう力がないので(ローマ7:14-24、ガラテヤ5:19-21)、

*** 新世界訳聖書 ローマ 7:14-24 ***
14 わたしたちが知っているとおり,律法は霊的なものであるからです。しかしわたしは肉的であって,罪のもとに売られているのです。15 わたしは自分の生み出しているものを知らないからです。自分の願うところ,それをわたしは実践せず,かえって自分の憎むところ,それを行なっているのです。16 しかし,自分の願わないところ,それがわたしの行なうところとなっているなら,わたしは,律法がりっぱなものであることに同意しているのです。17 しかし今,それを生み出しているのはもはやわたしではなく,わたしのうちに住む罪です。18 わたしは自分のうち,つまり自分の肉のうちに,良いものが何も宿っていないことを知っているのです。願う能力はわたしにあるのですが,りっぱな事柄を生み出す能力はないからです。19 自分の願う良い事柄は行なわず,自分の願わない悪い事柄,それが自分の常に行なうところとなっているのです。20 では,自分の願わない事柄,それがわたしの行なうところであるなら,それを生み出しているのはもはやわたしではなく,わたしのうちに宿っている罪です。

21 そこでわたしは,自分の場合にこの法則を見いだします。自分では正しいことをしたいと願うのに,悪が自分にあるということです。22 わたしは,内なる人にしたがえば神の律法をほんとうに喜んでいますが,23 自分の肢体の中では別の律法がわたしの思いの律法と戦い,わたしをとりこにして肢体の中にある罪の律法へと引いて行くのを見ます。24 わたしは実に惨めな人間です! こうして死につつある体から,だれがわたしを救い出してくれるでしょうか。

*** 新世界訳聖書 ガラテア 5:19-21 ***
19 さて,肉の業は明らかです。それは,淫行,汚れ,みだらな行ない,20 偶像礼拝,心霊術の行ない,敵意,闘争,ねたみ,激発的な怒り,口論,分裂,分派,21 そねみ,酔酒,浮かれ騒ぎ,およびこれに類する事柄です。こうした事柄についてわたしはあなた方にあらかじめ警告しましたが,なおまた警告しておきます。そのような事柄を習わしにする者が神の王国を受け継ぐことはありません。


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