2000年
*** ものみの塔 00 5/15 20ページ 『あなたの心を守りなさい』 ***
父の懲らしめに聴き従いなさい
「箴言」の第4章は,このような言葉で始まっています。「子らよ,父の懲らしめに聴き従って注意を払い,理解を得るようにせよ。わたしは必ず良い教えをあなた方に与えるからである。わたしの律法を捨ててはならない」。
―箴言 4:1,2。
若者たちへの助言は,敬虔な親の,特に父親の健全な教えに聴き従いなさいというものです。父親には,家族が身体面や霊的な面で必要とするものを備える聖書的責任があります。(申命記 6:6,7。テモテ第一 5:8)そのような導きがないとすれば,若い人が円熟に達するのはずっと難しくなることでしょう。ですから,子どもは父親の懲らしめを敬意のこもった態度で受け入れるべきではないでしょうか。
2001年
*** ものみの塔 01 4/1 30‐31ページ 従順―子ども時代に学ぶべき大切なこと? ***
まず,親は年齢と経験の点で確かに有利な立場にいるのではないでしょうか。親は,コンピューターなど,学校で教えられる事柄をあまり知らないように見えるかもしれませんが,生活上の諸問題に対処しつつ生きる方法ならよく知っています。それにひきかえ,若い人たちには,円熟味のある平衡の取れた考えが欠けています。ですから,しばしば仲間からの圧力に屈して,軽率な決定を下す傾向があり,自分の身に多くの災いを招きます。聖書は「愚かさが少年の心につながれている」と述べ,現実的な見方を示しています。では,その解決策は何ですか。「懲らしめのむち棒がそれを彼から遠くに引き離す」のです。―箴言 22:15。
2002年
*** 唯一まことの神を崇拝する 第15章 143ページ 助言に聴き従い,懲らしめを受け入れる ***
親は,心痛の原因となりかねない行ないから子どもを守るために,子どもに助言と懲らしめを与えます。(箴言 6:20‐23)会衆内では,野外の活動でどのようにいっそう努力できるか,経験を積んだ奉仕者たちにしばしば助言や提案を求める人たちがいます。長老たちは時々,互いに,あるいは宣教の経験を積んだ他の人たちに助言を求めるかもしれません。霊的に資格のある人たちは,援助の必要な人たちに,聖書を用いて援助を与えますが,温和な霊をもってそのようにします。助言を与える場合,「自分も誘惑されることがないよう,おのおの自分を見守(る)」ことを忘れてはなりません。(ガラテア 6:1,2)そうです,わたしたちは皆,唯一まことの神を一致して崇拝するために,助言と懲らしめを必要としているのです。
2003年
*** ものみの塔03 10/1 21ページ 懲らしめの目的を理解する ***
愛のある親が与える懲らしめ
家庭内やクリスチャン会衆内のすべての人は,懲らしめの目的を理解していなければなりません。親など,権威ある立場にいる人は特にそうです。箴言13章24節は,「むち棒を控える者はその子を憎んでいるのであり,子を愛する者は懲らしめをもって子を捜し求める」と述べています。親は,どのように懲らしめを与えるべきでしょうか。聖書はこう説明しています。「父たちよ,あなた方の子供をいら立たせることなく,エホバの懲らしめと精神の規整とをもって育ててゆきなさい」。(エフェソス 6:4)
以上のように、ものみの塔の指導は過去現在に至るまで一貫しています。